利用状況と今後の予定

公開 2020年12月23日

新薬設計支援プラットフォーム

<MTPCG※1#5実験を行っています>
  • 12月10日、ドラゴン補給船運用21号機(SpX-21)で打ち上げられた膜タンパク質サンプルについて、20℃での結晶化を開始しました。本実験では「きぼう」搭載用ポータブル極低温冷凍庫(FROST2)を使用して20℃での結晶化を行い、来年1月初旬にサンプルを地上に回収する予定です。


<LTPCG※2 #6実験を行っています>
  • 12月11日、SpX-21で打ち上げられたタンパク質サンプルについて、4℃での結晶化を開始しました。本実験では、極温保管庫(POLAR1)を使用して4℃での結晶化を行い、来年1月初旬にサンプルを地上に回収する予定です。


船外ポート利用プラットフォーム

<中型曝露実験アダプタ(i-SEEP※3)利用:iSIM※4の取り外しとHDTV-EF2※5、SOLISS※6の設置>
  • 12月14日、「きぼう」ロボットアームの先端に取り付けられた子アームを用いてiSIMが搭載されているi-SEEPを船外ポート(5番)から取り外し、船内に搬入しました。また、「きぼう」エアロックスライドテーブル上のi-SEEPから、12月16日にiSIMが取り外されました。
  • 12月17日、18日、船内に搬入されているi-SEEPにHDTV-EF2カメラと追加技術実証のためSOLISSが設置されました。

革新的材料研究支援プラットフォーム(静電浮遊炉)

<静電浮遊炉(ELF)※7を利用した実験を行っています>
  • 12月8日、試料カートリッジ清掃処置後の確認として、地上からELF実験のチェックアウトを実施しました。
  • 12月9日、11日、14日、16日、18日、地上から多目的実験ラック2(MSPR2)を起動し、ELF実験(Round Robinテーマ※8)を行いました。

新たなプラットフォーム形成・細胞医療研究支援

<Space Organogenesis実験※9を行いました>
  • 12月8日、SpX-21で打ち上げられたサンプルを用いて、軌道上と地上とが連携しSpace Organogenesis実験を実施しました。実験は11日まで実施され、用いられたサンプルは化学固定されました。地上に帰還後、解析が行われる予定です。

研究者の内在的動機に基づく学術研究の推進

<JEM Microbe※10サンプリングの実施>
  • 12月18日、「きぼう」船内の微生物サンプリングを実施し、冷凍・冷蔵庫(MELFI)に格納しました。

継続実施中

船外ポート利用プラットフォーム
物質・物理科学分野、生命科学分野、他

資料

タイトル サイズ ID
先週の実績 2020.12.07-2020.12.20 [ pdf: 97.8 KB] 72541
今週・来週の予定 2020.12.21-2021.01.03 [ pdf: 93.6 KB] 72540

国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
有人宇宙技術部門 宇宙環境利用推進センター
きぼう利用プロモーション室
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