せんがいぱれっと
船外パレット
Experiment Logistics Module Exposed Section: ELM-ES
「きぼう」日本実験棟の船外パレットは、船外実験装置や船外実験プラットフォームのシステム機器などを搭載し、装置・機器の船外実験プラットフォームへの補給および船外実験プラットフォームからの回収を行う目的で設計・開発が行われました。
船外パレットは、船外実験装置を搭載した状態でスペースシャトル2J/A(STS-127)ミッションに搭載されて国際宇宙ステーション(ISS)に運ばれて船外実験プラットフォームに取り付けられました。
船外パレットに搭載された実験装置は、「きぼう」のロボットアームにより取り外され、船外実験プラットフォームへ取り付けられ、空になった船外パレットはそのまま地上へ回収されました。
船外パレットが当初担当する役割だった実験装置などの運搬・回収は、スペースシャトルが退役することになったことから、「こうのとり」(HTV)の曝露パレットが役割を引き継ぎました。
船外パレットの仕様
項目 | 仕様 |
外形 | フレーム型 |
大きさ | 4.9m(幅)×2.2m(実験装置を含む高さ)×4.1m(長さ) |
乾燥重量 | 1.2t |
搭載実験装置数 (搭載形態を変更可能) |
船外実験装置3個 船外実験装置2個+ORU 2~3個 |
寿命 | 10年以上 |
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