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せんがいじっけんぷらっとふぉーむ

船外実験プラットフォーム

Exposed Facility: EF

「きぼう」日本実験棟の船外実験プラットフォームは、宇宙での実験の大きな特徴である微小重力、高真空などの宇宙曝露環境を利用した実験を実施することができる多目的実験スペースです。

船外実験プラットフォームは、船内実験室に結合して運用されます。船外実験プラットフォームには実験装置を取り付ける場所が全部で12箇所あり、そこに船外実験装置や船外パレット、衛星間通信システム(Inter-orbit Communication System: ICS)を取り付けることができます。また、船外実験装置を交換することで、いろいろな実験を行うことができます。

筑波宇宙センター(TKSC)宇宙ステーション試験棟内の船外実験プラットフォーム

船外実験プラットフォームには、宇宙曝露実験のサポートを行うために、実験に必要な電力を実験装置に供給したり、装置を冷却するための冷媒を循環させたり、実験データを収集したりする機能が備えられています。

船外実験プラットフォームは、「きぼう」打上げ第3便である2J/A(STS-127)ミッションで、国際宇宙ステーション(ISS)に打ち上げらました。

船外実験プラットフォームの構成

船外実験プラットフォームの仕様

項目 仕様
外形 箱形
大きさ 5.0m(幅)×5.2m(長さ)×3.8m(高さ)
乾燥重量 4.1t
実験装置取付け場所 12箇所(システム機器用2箇所、実験装置仮置き用1箇所を含む)
寿命 10年以上

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※特に断りのない限り、画像クレジットは©JAXA