キューポラの窓はたくさんありますが、割れる心配はないのでしょうか
キューポラは、2010年2月のSTS-130(20A)ミッションでISSに運ばれ、「トランクウィリティー」(第3結合部)の下側(地球側)の共通結合機構に取り付けられました。
キューポラには7枚の窓があります。中央の円形の天窓は直径が80cmもあり、ISSで一番大きな窓です。(「きぼう」日本実験棟や「デスティニー」(米国実験棟)の窓は直径51cm。)
7枚の窓には、スペースデブリによる損傷を防ぐための開閉式のシャッターが取り付けられており、普段はシャッターを閉じたままにしておき、使用するときのみ手動操作で開閉します。
また7枚の窓は、それぞれ3層の窓ガラスで構成されているため、そのうちの1層が損傷しても安全は確保でき、損傷した場合は軌道上での交換も可能な設計となっています。
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