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よくあるご質問
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宇宙食にはどのようなメニューがあるのですか。

有人宇宙飛行が始まった1960年代では、宇宙食はチューブに入ったクリーム状、ゼリー状のものでしたが、スペースシャトル時代には、すでに、かなり地上の食事に近いものとなり、種類も増えました。現在の国際宇宙ステーション(ISS)での長期滞在では、宇宙食は、NASAまたはロシアから支給されています。温度安定化食品(レトルト食品)、加水食品(スープ、ライス、スクランブルエッグなどのフリーズドライ食品)、半乾燥食品(乾燥フルーツ、乾燥牛肉など)、自然形態食(ナッツやクッキーなど)、生鮮食品(リンゴ、オレンジ、バナナ、ニンジン、セロリなどの新鮮な果物や野菜)や、地上で普通に売られている食品をそのまま載せたりすることもあります。宇宙食の種類も300種類を超えています。

スクランブルエッグ、スープ、オレンジジュース、コーヒーなどはプラスチックの容器に入っており、水を加えてもとに戻します。ステーキやチキンなどは袋に入っていたり、缶詰になっており、ISS フードウォーマーで加熱することも可能です。実験目的で冷凍庫を持っていくミッションの場合、アイスクリームを持ち込んだこともあります。

量的には限られていますが自然形態食の中には、パン、ピーナッツ、クッキー、生野菜、くだもの等があります。生野菜やくだものは、傷まないように打上げ後早めに食べることになっています。

調味料も塩、こしょう、ケチャップ、マスタード、マヨネーズがそろっておりますが、塩とこしょうは飛び散らないように液体になっています。

歴史的背景から米国の宇宙食は乾燥した状態で水やお湯で戻すものやレトルト食品、ロシアの宇宙食は缶詰が比較的多いそうです。

また、JAXAでは、国際宇宙ステーション(ISS)に滞在するクルーに供給する宇宙食として、宇宙日本食の認証制度を運用しています。これは、食品メーカーなどが提案する食品をJAXAが定める宇宙日本食認証基準と照らし、基準を満足している場合に宇宙日本食として認証するものです。ISSに滞在する日本人宇宙飛行士に、日本食の味を楽しんでもらい、長期滞在の際の精神的なストレスを和らげ、ひいてはパフォーマンスの維持・向上につながることを目的として開発したものです。

なお、ISSでは、スペースシャトル(運用終了)やプログレス、「こうのとり」(運用終了)などの補給船が来たときには、野菜やフルーツなど生鮮食品が食べられます。過去の例では、オレンジ、リンゴ、グレープフルーツ、レモン、玉ねぎ、ニンニク、ブドウなどが運ばれています。

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※特に断りのない限り、画像クレジットは©JAXA