プロフィール
現在の油井宇宙飛行士
宇宙飛行士としての技量維持向上訓練を継続するとともに、日本人宇宙飛行士によるミッションおよびミッション準備活動を支援中。
搭乗ミッション
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第44次/第45次長期滞在(2015年7月~12月)(アーカイブサイト)
公式SNS
JAXAデジタルアーカイブス
経歴
1970年長野県生まれ。2015年、第44次/第45次長期滞在クルーのフライトエンジニアとして国際宇宙ステーション(ISS)に約142日間滞在。滞在中は、宇宙ステーション補給機「こうのとり」5号機のキャプチャ(把持)を含むロボティクス運用、宇宙環境を利用した日本および国際パートナーの科学実験、医学実験などを実施した。
Kimiya
長野県に生まれる。
防衛大学校理工学専攻卒業。
防衛庁(現 防衛省)航空自衛隊入隊。
防衛省 航空幕僚監部に所属。
JAXAよりISSに搭乗する日本人宇宙飛行士の候補者として選抜される。
JAXA入社。
ISS搭乗宇宙飛行士候補者基礎訓練に参加。
同基礎訓練を修了。
大西卓哉、金井宣茂とともにISS搭乗宇宙飛行士として認定される。
米国フロリダ州沖にある海底研究施設「アクエリアス」(当時、米国海洋大気庁(NOAA)の所管)における第16回NASA極限環境ミッション運用(NEEMO16)訓練に参加。
米国アラスカ州で実施されたNASAの野外リーダーシップ訓練(NOLS)に参加。
ISS第44次/第45次長期滞在クルーのフライトエンジニアに任命される。
ISS第44次/第45次長期滞在クルーのフライトエンジニアとしてISSに約142日間滞在。滞在中は、日本人初の「こうのとり」のキャプチャを遂行。「きぼう」船内に新たな利用環境を構築するとともに、21に及ぶJAXAの利用実験活動を実施した。
JAXA宇宙飛行士グループ長に就任。
2024年ごろのISS長期滞在搭乗員にアサインされる。(※2023年11月、ISS長期滞在時期を2025年ごろに変更)
宇宙飛行士になるまで
天体少年だった子どもの頃
油井亀美也宇宙飛行士は、1970年、長野県で生まれました。 星がすごくきれいに見える地域で育ち、星空を眺めるなかで、将来は天文学者か宇宙飛行士になりたいと思うようになりました。学生の頃は好奇心旺盛で、何にでも興味を持ち、学校の先生にいろんな質問をしたり、理科実験を行ったりしていました。
映画「ライト・スタッフ」がきっかけ
油井宇宙飛行士は、その後、自衛隊に入りパイロットになるための訓練をするようになりました。この頃、『ライト・スタッフ』という映画を見て、自分もテスト・パイロットから宇宙飛行士という道を進みたいという気持ちになったといいます。
過去の活動履歴
※特に断りのない限り、画像クレジットは©JAXA