利用状況と今後の予定

公開 2026年5月27日

新薬設計支援プラットフォーム

<JAXA LT PCG※1、JAXA MT PCG※2 実験開始>
  • 試料到着後すぐに実験を開始できるよう、5月上旬から引き続き、地上からの操作でISS内の冷凍・冷蔵庫をLT条件の4℃付近およびMT条件の20℃に設定し、温度制御を行いました。
  • 5月17日、ドラゴン補給船運用34号機(SpX-34)でISSに到着したLT PCG#11およびMT PCG#13の実験試料は、翌18日、軌道上で宇宙飛行士により、それぞれ所定の温度環境(4℃および20℃)に制御された冷凍・冷蔵庫に設置され、実験を開始しました。
  • 今後、温度制御を継続しながら結晶成長させ、6月中旬に地上に回収する予定です。


革新的材料研究支援プラットフォーム

<静電浮遊炉(ELF)※3 を利用した実験>
  • 5月15日および22日、地上から多目的実験ラック2(MSPR2)を起動し、ELF利用実験「HEROES※4」を行いました。各回の実験終了後、地上からの操作で装置およびラックを停止しました。


超長期有人宇宙滞在技術や探査技術の獲得

<DRCS※5 初期運用終了>
  • 5月9日から14日および16日から18日、劣化検証を行いました。各期間の検証後には、地上からの操作で装置および流体実験ラックを停止しました。なお18日は、地上から吸着筒再生を実施した後、装置を停止しました。
  • 5月19日から21日、地上から装置を起動して破過性能確認を行い、各回終了後に装置とラックを停止しました。5月21日の運用をもって、約3か月にわたる初期運用を完了しました。


学術研究の推進

<Space Cancer Therapeutics※6 実験開始>
  • SpX-34でISSに到着した試料を用いて、5月19日、軌道上で宇宙飛行士が簡易的に組み立てたグローブボックス内で飼育装置の準備を行い、細胞培養装置(CBEF)※7 に格納して飼育を開始しました。
  • 5月20日、宇宙飛行士がグローブボックスを用いて餌交換を行いました。
  • 5月22日、宇宙飛行士が実験手順に沿って飼育装置の操作を行いました。その後も装置内での飼育を継続しています。


その他

<米国の船外曝露実験装置MISSE※8 の取付け>
  • 5月13日、地上から「きぼう」エアロック(JEMAL)を起動・加圧した後、軌道上の宇宙飛行士がスライドテーブルを船内に引き込み、JEM ORU Transfer Interface(JOTI)を取り付けました。その後、地上からの操作でJEMALを停止しました。
  • 5月21日、宇宙飛行士がJOTIにMISSE#22試料を取り付け、その後、地上から減圧を行いました。
  • ※8 NASAの材料曝露実験装置(Materials ISS Experiment:MISSE)


継続実施中

船外利用

物質・物理科学分野、生命医科学分野、他


資料

タイトル サイズ ID
今週・来週の予定 ​2​0​26.5.25-​2​0​26.6.7 [ pdf: 414.7 KB] 74504
先週の実績 2​0​26.​5.11-​2​0​26.5.24 [ pdf: 423.8 KB] 74503

国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
有人宇宙技術部門 宇宙環境利用推進センター
きぼう利用プロモーション室
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