革新的材料研究支援プラットフォーム

＜静電浮遊炉（ELF）^※1 を利用した実験を行っています＞

• 4月23日、26日、地上から多目的実験ラック2（MSPR2）を起動してELF実験（Interfacial Energy）^※2 を行いました。

• ^※1 静電浮遊炉（Electrostatic Levitation Furnace: ELF）利用サービス
• ^※2 静電浮遊法を用いた鉄鋼精錬プロセスの基礎研究～高温融体の熱物性と界面現象～（Interfacial Energy）

先進的燃焼研究支援プラットフォーム（次期PF候補）

＜FLARE実験^※3 を行いました＞

• 4月22日、24日、26日、30日、5月1日、2日に、地上から多目的実験ラック（MSPR）を起動して固体燃焼実験装置（SCEM）^※4 でFLARE実験を行いました。

• ^※3 火災安全性向上に向けた固体材料の燃焼現象に対する重力影響の評価（FLARE）
• ^※4 固体燃焼実験装置（Solid Combustion Experiment Module: SCEM）

超長期有人宇宙滞在技術や探査技術の獲得

＜JEM船内可搬型ビデオカメラシステム実証2号機（Int-Ball2）^※5 の機能確認＞

• Int-Ball2の機能確認の一環で取得したデータを、4月23日に地上からダウンリンクしました。

• ^※5 JEM船内可搬型ビデオカメラシステム実証2号機（Internal Ball Camera2: Int-Ball2）
• （参考）Int-Ball2の初期チェックアウトを実施中！

その他

＜「きぼう」ロボットアームの活用：NASAの船外実験装置の移設＞

• 4月22日、「きぼう」船外ポートにあるSTP-H9^※6 とGEDI^※7 の設置場所を変更するため、地上から「きぼう」ロボットアーム（JEMRMS）を操作し、STP-H9を船外ポート6番（EFU#6）から12番（EFU#12）に仮移設しました。翌23日、GEDIを船外ポート7番（EFU#7）からEFU#6に移設し、STP-H9をEFU#12からEFU#7に移設しました。

• ^※6 NASAの実験ペイロード（Space Test Program - Houston 9: STP-H9）
• ^※7 NASAの地球観測用レーザー（Global Ecosystem Dynamics Investigation: GEDI）

継続実施中

船外利用

• 全天のX線天体の監視（MAXI）
• 高エネルギー電子、ガンマ線バーストの観測（CALET）
• 中型曝露実験アダプタ（i-SEEP）搭載装置：HDTV-EF2カメラの利用、利用サービス提供事業者のミッション
• 簡易材料曝露実験ブラケット（Exposed Experiment Bracket Attached on i-SEEP: ExBAS）を利用した曝露実験
• ISS搭載型ハイパースペクトルセンサシステム（HISUI）*外部サイト

物質・物理科学分野、生命医科学分野、他

• 長期宇宙滞在がヒトの脳循環調節機能に及ぼす影響（Cerebral Autoregulation）

資料