利用状況と今後の予定

公開 2024年4月10日

船外ポート利用プラットフォーム

<HDTV-EF2※1 カメラ撮影>
  • 4月1日に、地上からの操作でi-SEEP※2 上のHDTV-EF2による撮影を行いました。


革新的材料研究支援プラットフォーム

<静電浮遊炉(ELF)※3 を利用した実験を行っています>
  • 4月1日、宇宙飛行士が静電浮遊炉の試料カートリッジを清掃し、試料ホルダを交換しました。その後、地上から多目的実験ラック2(MSPR2)を起動して機能確認を行いました。
  • 4月2日、4日に、地上からMSPR2を起動してELF実験(UYNA)※4 を行いました。


細胞医療研究支援プラットフォーム(次期PF候補)

<Space Organogenesis※5 Run2を終了しました>
  • 3月25日、宇宙飛行士と地上管制員・実験担当等が連携し、実験2日目の運用として観察などを行いました。また試料の培養を開始しました。
  • 3月26日、宇宙飛行士は前日の片付けを行いました。地上では、実験3日目の運用を行いました。
  • 3月27日、宇宙飛行士が「きぼう」の共通ガス供給装置(CGSE)※6 からSpace Organogenesis実験向けに供給するCO2ガスボトルの切り替えを行いました。
    また、実験4日目の運用として、ライブイメージングシステム(COSMIC)※7 を用いて観察を行いました。
  • 3月28日、地上から実験5日目の運用を行いました。宇宙飛行士はCGSE CO2ガスボトルの交換を行いました。
  • 3月29日、宇宙飛行士が実験6日目の運用として培養試料をCOSMICへセットし、地上から観察を行いました。観察後、宇宙飛行士が培養試料を細胞培養装置追加実験エリア(CBEF-L)※8 へ戻しました。また、CGSE CO2ガスボトルの交換を行いました。
  • 3月30日、地上から実験7日目の運用を行いました。
  • 3月31日、宇宙飛行士が実験8日目の運用として、化学固定処理や観察等を行ったあと、地上への帰還に向け試料を冷凍・冷蔵庫(MELFI)※9 に保管し、実験を終了しました。
  • 4月1日、宇宙飛行士が運用で使用した機器の片付けを行いました。地上からはCBEF-Lを起動し、乾燥運転を行った後に遮断しました。


先進的燃焼研究支援プラットフォーム(次期PF候補)

<FLARE実験※10 を行いました>
  • 3月27日、4月3日、5日、地上から多目的実験ラック(MSPR)を起動して固体燃焼実験装置(SCEM)※11 でFLARE実験を行いました。


その他

<「きぼう」エアロックの活用:MISSE※12 の船外搬出/船内搬入支援>
  • 3月27日、2人の宇宙飛行士が連携して「きぼう」エアロック(JEMAL)のスライドテーブルにMTT※13 とMISSE-19を取り付けました。その後、地上からJEMALを減圧しました。
  • 3月29日、地上からJEMALスライドテーブルを操作し、MISSE-19の船外搬出を支援しました。
  • 4月2日、MISSE-19と入れ替えたMISSE-18の船内搬入を支援するため、地上からJEMALスライドテーブル運用を行いました。
  • 4月5日、2人の宇宙飛行士が連携して、JEMALスライドテーブルからMTTとMISSE-18およびJOTI※14 を取り外しました。その後、地上からJEMALを遮断しました。
  • ※12 NASAの材料曝露実験装置(Materials ISS Experiment: MISSE)
  • ※13 MISSE Transfer Tray: MTT
  • ※14 JEM ORU Transfer Interface: JOTI


継続実施中

船外利用

物質・物理科学分野、生命医科学分野、他


資料

タイトル サイズ ID
今週・来週の予定 2​0​24.4.8-​2​0​24.4.21 [ pdf: 357.0 KB] 73910
先週の実績 ​2​0​24.​​3.25-​2​0​24.​4.7 [ pdf: 363.4 KB] 73909

国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
有人宇宙技術部門 きぼう利用センター
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