公開 2024年1月31日
船外ポート利用プラットフォーム
<HDTV-EF2※1 カメラ撮影>
- 1月22日、地上からi-SEEP※2 上のHDTV-EF2の動作確認を行いました。
- ※1 「きぼう」次世代ハイビジョンカメラシステム(HDTV-EF2)
- ※2 中型曝露実験アダプタ(IVA-replaceable Small Exposed Experiment Platform: i-SEEP)による船外利用
革新的材料研究支援プラットフォーム(静電浮遊炉)
<静電浮遊炉(ELF)※3 を利用した実験を行っています>
- 1月18日に、地上から多目的実験ラック2(MSPR2)を起動し、ELF実験(Interfacial Energy)※4 を行いました。
- 1月25日に、宇宙飛行士が試料カートリッジの清掃や試料ホルダの交換などを行いその様子を写真撮影しました。その後、地上からMSPR2を起動し、ELFの機能確認を行いました。
- ※3 静電浮遊炉(Electrostatic Levitation Furnace: ELF)利用サービス
- ※4 静電浮遊法を用いた鉄鋼精錬プロセスの基礎研究~高温融体の熱物性と界面現象~(Interfacial Energy)
新たなプラットフォーム形成(細胞医療研究支援)
<Space Organogenesis※5 実験>
- 1月16日、Space Organogenesis実験準備として、宇宙飛行士が自動溶液交換器具2型(T-DOCS)の状況確認と再設置を行いました。その後、地上からライブイメージングシステム(COSMIC)※6 を起動して機能確認を行いました。
- 1月25日、宇宙飛行士がCOSMICを片付けて保護カバーを取り付けました。
超長期有人宇宙滞在技術や探査技術の獲得
<FLARE実験※7 の準備>
- 1月23日、FLARE実験準備のために地上から行う固体燃焼実験装置(SCEM)※8 の機能確認を支援するため、宇宙飛行士がSCEMのバルブ操作を行いました。また、地上から多目的実験ラック(MSPR)を起動し、SCEMの機能確認を行いました。
- 1月24日、宇宙飛行士と地上が連携し、SCEMのガス排気および空気供給ラインのリークチェックを行い、その後SCEMの加圧を開始しました。加圧リークチェックは26日まで行われ、完了後、SCEMの減圧を開始し28日まで減圧リークチェックを行いました。
<JEM船内可搬型ビデオカメラシステム実証2号機(Int-Ball2※9)の機能確認>
- 1月17日、Int-Ball2の機能確認の一環として、船内飛行と撮影を行いました。
- 1月25日、Int-Ball2の機能確認の一環として1月17日に行った「きぼう」船内の撮影データをダウンリンクしました。
継続実施中
船外利用
- 全天のX線天体の監視(MAXI)
- 高エネルギー電子、ガンマ線バーストの観測(CALET)
- 中型曝露実験アダプタ(i-SEEP)搭載装置:HDTV-EF2カメラの利用、利用サービス提供事業者のミッション
- 簡易材料曝露実験ブラケット(Exposed Experiment Bracket Attached on i-SEEP: ExBAS)を利用した曝露実験
- ISS搭載型ハイパースペクトルセンサシステム(HISUI)*外部サイト
物質・物理科学分野、生命医科学分野、他
資料
タイトル | サイズ | ID |
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今週・来週の予定 2024.1.29-2024.2.11 | [ pdf: 361.4 KB] | 73842 |
先週の実績 2024.1.15-2024.1.28 | [ pdf: 396.2 KB] | 73841 |