公開 2023年3月 8日
船外ポート利用プラットフォーム
<中型曝露実験アダプタ(i-SEEP)※1 2の船内搬入準備>
- 2月21日、i-SEEP2の船内搬入に向けた準備として、地上から「きぼう」ロボットアームを操作し、子アーム保管装置から子アームを取り出しました。また、2月27日に、地上から「きぼう」エアロック(JEMAL)の減圧を行いました。
革新的材料研究支援プラットフォーム(静電浮遊炉)
<静電浮遊炉(ELF)※2 を利用した実験>
- 2月22日、宇宙飛行士の作業により、ELFに高速度カメラが搭載されました。これにより、金属の凝固や流体振動等の高速現象をとらえることが可能になります。
- 2月27日、ELFを利用したMulti shell sphere※3 実験を行いました。
- 3月3日、ELFを利用したThermal storage※4 実験を行いました。
- ※2 静電浮遊炉(Electrostatic Levitation Furnace: ELF)利用サービス
- ※3 過冷却液体合金の分相と多重合金球形成過程の解明(Multi shell sphere)
- ※4 熱エネルギー貯蔵材料開発に向けた非平衡溶融合金の熱物性計測(Thermal storage)
超長期有人宇宙滞在技術や探査技術の獲得
<次世代水再生実証システム(JWRS)※5 の初期検証を実施>
- 2月23日、宇宙飛行士がJWRSの実験再開に向け、多目的実験ラック(MSPR)に装置を再搭載しました。その後地上から、ガスの排気ラインのリークチェックを行いました。
- 2月27日から3月2日、地上からMSPRを起動し、次世代水再生実証システムの初期検証(Run#4)として一気通貫運転を行いました。
その他
<「きぼう」エアロックの活用:米国の船外実験装置NREP※6 の取外し>
- 2月20日、宇宙飛行士ら連携してJEMALスライドテーブルを船内に伸展させ、JEMAL内搬入していたNREP#7をスライドテーブルから取り外しました。また、宇宙飛行士がJEMALスライドテーブルのMLI ※7 の噛みこみ防止処置として、MLIを固定した後、JEMALスライドテーブルを収納しました。
- ※6 米国NanoRacks社の船外実験装置
- ※7 多層断熱材(Multi Layer Insulation: MLI)
継続実施中
船外ポート利用プラットフォーム
- 全天のX線天体の監視(MAXI)
- 高エネルギー電子、ガンマ線バーストの観測(CALET)
- 中型曝露実験アダプタ(i-SEEP)搭載装置:HDTV-EF2カメラの利用、利用サービス提供事業者のミッション
- 簡易材料曝露実験ブラケット(Exposed Experiment Bracket Attached on i-SEEP: ExBAS)を利用した曝露実験
- ISS搭載型ハイパースペクトルセンサシステム(HISUI)*外部サイト
物質・物理科学分野、生命科学分野、他
資料
タイトル | サイズ | ID |
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今週・来週の予定 2023.3.6-2023.3.19 | [ pdf: 376.4 KB] | 73509 |
先週の実績 2023.2.20-2023.3.5 | [ pdf: 396.3 KB] | 73508 |