公開 2022年9月28日
革新的材料研究支援プラットフォーム(静電浮遊炉)
<静電浮遊炉(ELF)※1 を利用した実験>
- 9月6日、9日、地上から多目的実験ラック2(MSPR2)を起動して、ELF実験(Fragility)※2 を行いました。
- ※1 静電浮遊炉(Electrostatic Levitation Furnace: ELF)利用サービス
- ※2 新奇機能性非平衡酸化物創製に向けた高温酸化物融体のフラジリティーの起源の解明(Fragility)
超長期有人宇宙滞在技術や探査技術の獲得
<FLARE実験※3 を実施中>
- 9月5日、8日、地上から多目的実験ラック(MSPR)の固体燃焼実験装置(SCEM)※4 を起動して、FLARE実験を行いました。
スペシャルトピックス: 「きぼう」エアロックの活用
<小型衛星放出機構(NRCSD#23)※5 から小型衛星を放出しました>
- 9月5日、宇宙飛行士が、「きぼう」エアロック(JEMAL)スライドテーブルのMPEP※6 上にNRCSD#23を取り付け、翌日の船外搬出に向けJEMALを減圧しました。
- 9月6日、地上から「きぼう」ロボットアーム(JEMRMS)を操作し、JEMALに設置されたNRCSDを小型衛星放出ポジションへと移動しました。その後、地上からの操作で搭載された小型衛星を放出し、その様子を宇宙飛行士が写真撮影を行いました。
- 9月7日、地上からJEMRMSを操作し、NRCSDをJEMAL内に搬入しました。9日にJEMALを加圧して船内に搬入し、JEMALスライドテーブル上のMPEPからNRCSDを取り外しました。
- ※5 米国NanoRacks社製の小型衛星放出機構(NanoRacks CubeSat Deployer: NRCSD)による小型衛星放出の第23回シリーズ
- ※6 親アーム先端取付型実験プラットフォーム(Multi-Purpose Experiment Platform: MPEP)
継続実施中
船外ポート利用プラットフォーム
- 全天のX線天体の監視(MAXI)
- 高エネルギー電子、ガンマ線バーストの観測(CALET)
- 中型曝露実験アダプタ(i-SEEP)搭載装置:HDTV-EF2カメラの利用、利用サービス提供事業者のミッション
- 簡易材料曝露実験ブラケット(Exposed Experiment Bracket Attached on i-SEEP: ExBAS)を利用した曝露実験
- ISS搭載型ハイパースペクトルセンサシステム(HISUI)*外部サイト
物質・物理科学分野、生命科学分野、他
資料
タイトル | サイズ | ID |
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今週・来週の予定 2022.9.26-2022.10.9 | [ pdf: 392.7 KB] | 73384 |
先週の実績 2022.9.12-2022.9.25 | [ pdf: 365.1 KB] | 73383 |