公開 2022年7月20日
船外ポート利用プラットフォーム
<中型曝露実験アダプタ2(i-SEEP2)※1 の船内搬入>
- 7月12日、地上から「きぼう」ロボットアーム(JEMRMS)の子アーム(SFA)、「きぼう」エアロック(JEMAL)を操作し、船外ポート11番(EFU#11)に設置されているi-SEEP2をJEMAL内に搬入しました。
- 7月13日、地上からJEMALを加圧したあと、宇宙飛行士がJEMALスライドテーブルを船内に伸展させ、i-SEEP2上の小型ペイロード搭載支援装置(SPySE)※2 からMCU(Multi-purpose Control Unit)および全固体電池軌道上実証装置(Space AS-Lib)※3 を取り外しました。その後、地上からJEMALの減圧を行い、JEMAL内でi-SEEP2を保管しています。
- ※1 中型曝露実験アダプタ(IVA-replaceable Small Exposed Experiment Platform: i-SEEP)による船外利用
- ※2 小型ペイロード搭載支援装置(Small Payload Support Equipment: SPySE)
- ※3 全固体電池軌道上実証装置(All Solid State Li-ion Batter: Space AS-LiB)
革新的材料研究支援プラットフォーム(静電浮遊炉)
<静電浮遊炉(ELF)※4 を利用した実験>
- 7月5日、8日、12日、15日、地上から多目的実験ラック2(MSPR2)を起動し、ELF実験(Interfacial Energy)※5 を行いました。
- ※4 静電浮遊炉(Electrostatic Levitation Furnace: ELF)利用サービス
- ※5 静電浮遊法を用いた鉄鋼精錬プロセスの基礎研究~高温融体の熱物性と界面現象~(Interfacial Energy)
超長期有人宇宙滞在技術や探査技術の獲得
<FLARE実験※6 を実施中>
- 7月4日、6日、7日、11日、13日、14日、地上から多目的実験ラック(MSPR)を起動し、固体燃焼実験装置(SCEM)※7 で実験を行いました。
- 7月15日、宇宙飛行士がFLARE実験の準備として、SCEMのイグナイタ(着火用の電熱線)の交換作業を行っています。
継続実施中
船外ポート利用プラットフォーム
- 全天のX線天体の監視(MAXI)
- 高エネルギー電子、ガンマ線バーストの観測(CALET)
- 中型曝露実験アダプタ(i-SEEP)搭載装置:HDTV-EF2カメラの利用、利用サービス提供事業者のミッション
- 簡易材料曝露実験ブラケット(Exposed Experiment Bracket Attached on i-SEEP: ExBAS)を利用した曝露実験
- 全固体電池軌道上実証装置(All Solid State Li-ion Batter: Space AS-LiB)
- ISS搭載型ハイパースペクトルセンサシステム(HISUI)*外部サイト
物質・物理科学分野、生命科学分野、他
資料
タイトル | サイズ | ID |
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今週・来週の予定 2022.7.18-2022.7.31 | [ pdf: 412.9 KB] | 73331 |
先週の実績 2022.7.4-2022.7.17 | [ pdf: 388.6 KB] | 73330 |