公開 2022年5月11日
船外ポート利用プラットフォーム
<中型曝露実験アダプタ(i-SEEP)※1:HDTV-EF2※2 カメラ撮影>
- 4月28日、クルードラゴン宇宙船運用4号機(Crew-4)がISSにドッキングする様子を撮影しました。
- ※1 中型曝露実験アダプタ(IVA-replaceable Small Exposed Experiment Platform: i-SEEP)による船外利用
- ※2 「きぼう」次世代ハイビジョンカメラシステム(HDTV-EF2)
革新的材料研究支援プラットフォーム(静電浮遊炉)
<静電浮遊炉(ELF)※3 を利用した実験>
- 4月18日、地上から多目的実験ラック2(MSPR2)を起動し、実験を行いました。
- 4月26日、宇宙飛行士が試料を除去し、地上からMSPR2を起動して試料カートリッジおよびホルダの動作確認を行いました。
- 4月28日、地上からMSPR2を起動し、ELF実験(Fragility)※4 を行いました。
- ※3 静電浮遊炉(Electrostatic Levitation Furnace: ELF)利用サービス
- ※4 新奇機能性非平衡酸化物創製に向けた高温酸化物融体のフラジリティーの起源の解明(Fragility)
宇宙実験を支える基盤技術の強化
<固体燃焼実験装置(SCEM)※5 の機能確認>
- FLARE実験※6 に向け、4月19日にSCEMの機能確認のため地上から多目的実験ラック(MSPR)を起動し、ガス排気ラインの接続を行いました。
- 4月25日、地上からMSPRを起動してSCEMの機能確認を実施しました。
- 4月26日から30日にかけて、バルブ操作を行った後、減圧および加圧でのリークチェックや、加圧後のステータス確認を完了しました。
<「きぼう」搭載用ポータブル冷凍・冷蔵庫2(FROST2)の通信・制御ユニットの機能確認終了>
- 3月22日から継続中だったFROST2の通信・制御ユニットの機能確認を地上からの制御で行っていましたが、4月22日に機能確認を終了しました。
- 4月28日、地上からログを地上にダウンリンクして確認を行いました。
学術研究の推進
<Hicari-II※7(Run2)の試料帰還に向けた作業>
- 4月20日、宇宙飛行士が試料帰還向け作業として、Run2の試料カートリッジを温度勾配炉(GHF)※8 から取り外しました。Run1、Run2の試料はクルードラゴン宇宙船運用3号機(Crew-3)で地上に回収されました。
継続実施中
船外ポート利用プラットフォーム
- 全天のX線天体の監視(MAXI)
- 高エネルギー電子、ガンマ線バーストの観測(CALET)
- 中型曝露実験アダプタ(i-SEEP)搭載装置:HDTV-EF2カメラの利用
- 簡易材料曝露実験ブラケット(Exposed Experiment Bracket Attached on i-SEEP: ExBAS)を利用した曝露実験
- 全固体電池軌道上実証装置(All Solid State Li-ion Batter: Space AS-LiB)
- ISS搭載型ハイパースペクトルセンサシステム(HISUI)*外部サイト
物質・物理科学分野、生命科学分野、他
資料
タイトル | サイズ | ID |
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今週・来週の予定 2022.5.9-2022.5.22 | [ pdf: 385.0 KB] | 73257 |
先週の実績 2022.4.18-2022.5.8 | [ pdf: 391.2 KB] | 73256 |