利用状況と今後の予定

公開 2022年1月26日

新薬設計支援プラットフォーム

<JAXA MT PCG※1 #7、JAXA LT PCG#7※2 を終了しました>
  • 2021年12月23日から実験開始したMTPCG#7サンプルを、1月20日に「きぼう」搭載用ポータブル冷凍・冷蔵庫2(FROST2)から取り出し、ドラゴン補給船運用24号機(SpX-24)で回収する準備を行いました。
  • 2021年12月23日から実験開始したLTPCG#7サンプルを、1月22日に「きぼう」搭載用ポータブル冷凍・冷蔵庫(FROST)から取り出し、SpX-24で回収する準備を行いました。
  • MTPCG#7、LTPCG#7の両サンプルはSpX-24で回収しました。


船外ポート利用プラットフォーム

<簡易曝露実験装置(ExHAM)※3 を利用した曝露実験の終了>
  • 1月12日、ExHAM#2-5船内搬入に向けた準備として、地上から「きぼう」ロボットアーム(JEMRMS)を操作して、SSE(SFA保管装置)から子アーム(SFA)を取り出しました。
  • 1月13日、地上からJEMRMSの先端に取り付けられたSFAを操作し、ExHAM#2-5を「きぼう」船内に搬入しました。
  • 1月14日、「きぼう」エアロックスライドテーブルを船内に伸展し、ExHAM#2-5サンプルを回収しました。その後、スライドテーブルからExHAMアダプタを取り外しました。サンプルはSpX-24で地上に回収しました。
  • 1月20日、ExHAM回収の片付けとして、JEMRMSを使い、SFAをSSEに収納しました。

<「HISUI※4」の運用支援>
  • 1月11日、ミッションデータレコーダー(Mission Data Recorder: MDR)のハードディスクドライブを交換しました。
  • ※4 宇宙実証用ハイパースペクトルセンサ(Hyperspectral Imager SUIte: HISUI)


革新的材料研究支援プラットフォーム(静電浮遊炉)

<静電浮遊炉(ELF)※5 を利用した実験を行っています>
  • 1月14日、19日、21日、地上から多目的実験ラック2(MSPR2)を起動し、ELF実験(Super glassテーマ)※6 を行いました。


研究者の内在的動機に基づく学術研究の推進

<Advanced Nano Step※7 のサンプル回収>
  • 1月14日、Advanced Nano Stepのサンプル回収準備として、回収用バッグを米国実験棟の冷蔵庫(MERLIN)に格納し予冷を開始しました。
  • 1月22日、サンプルをFROST2から取り出し、サンプルを回収用バッグに梱包しました。サンプルはSpX-24で回収しました。

<Micro Monitor※8 サンプリングの実施>
  • 1月20日、NASAの飲料水ディスペンサーから水を採取しました。サンプルはSpX-24で回収しました。


スペシャルトピックス:「きぼう」エアロックの活用

<小型衛星放出機構(NRCSD#22)※9 の取り付け>
  • NRCSDによる小型衛星放出の準備として、1月19日から20日、「きぼう」エアロックスライドテーブルのMPEP※10 上に、SpX-24でISSに到着したNRCSD#22を取り付けました。また、船外搬出にむけ、「きぼう」エアロックの減圧を行いました。
  • ※9 米国NanoRacks社製の小型衛星放出機構(NanoRacks CubeSat Deployer: NRCSD)による小型衛星放出の第22回シリーズ
  • ※10 親アーム先端取付型実験プラットフォーム(Multi-Purpose Experiment Platform: MPEP)


継続実施中

船外ポート利用プラットフォーム

物質・物理科学分野、生命科学分野、他


資料

タイトル サイズ ID
今週・来週の予定 2​0​22.​1.24-​2​0​22.2.6 [ pdf: 352.6 KB] 73159
先週の実績 2​0​2​2​.​1.10-​2​0​2​2​.​1.23 [ pdf: 410.7 KB] 73158

国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
有人宇宙技術部門 きぼう利用センター
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