公開 2021年12月 8日
新薬設計支援プラットフォーム
<JAXA PCG※1 #18を行っています>
- 10月5日に開始した実験を継続しています。
- ※1 高品質タンパク質結晶生成実験(Protein Crystal Growth: PCG)
- 関連トピックス:ロシアとの協力協定による高品質タンパク質結晶生成実験(JAXA PCG#18)を開始しました
船外ポート利用プラットフォーム
<きぼう後方部外部カメラ SSRMS※2 点検支援>
- 11月28日、SSRMS点検を「きぼう」後方部外部カメラを起動し支援しました。
- ※2 国際宇宙ステーション(ISS)のロボットアーム(カナダアーム2)(Space Station Remote Manipulator System: SSRMS)
革新的材料研究支援プラットフォーム(静電浮遊炉)
<静電浮遊炉(ELF)※3 を利用した実験を行っています>
- 11月22日、ELF実験(Super glassテーマ※4)の開始準備として試料ホルダを交換し、地上から動作確認を行いました。
- 11月26日、29日と12月3日、地上から多目的実験ラック2(MSPR2)を起動してELF実験(Super glassテーマ)を行いました。
- ※3 静電浮遊炉(Electrostatic Levitation Furnace: ELF)利用サービス
- ※4 Super Glassテーマ
実験テーマ:Microgravity Investigation of Thermophysical Properties of Supercooled Molten Metal Oxides(Super glass)
研究代表者:米国MDI社、Richard Weber 博士
関連トピックス:静電浮遊炉を利用した米国の2番目の実験を開始しました!
超長期有人宇宙滞在技術や探査技術の獲得
<次世代水再生実証システムの初期検証>
- 11月22、23日、地上から水再生システムの通信確認、11月24日、宇宙飛行士が水再生システム(JWRS※5)のポート確認を行いました。
- 11月30日、地上から多目的実験ラック(MSPR)を起動し、水再生システムの初期検証Run1を開始しました。
- 12月3日、宇宙飛行士が水再生システムのタンクから不要な水を除去しました。
研究者の内在的動機に基づく学術研究の推進
<Advanced Nano Step※6 実験終了>
- 10月21日に開始した実験を12月1日に終了しました。
スペシャルトピックス:「きぼう」エアロックの活用
<MISSE※7 試料の船外搬出サポート>
- 11月22日、NASAの材料曝露実験装置MISSE-15の運用サポートとして、地上からの操作で、「きぼう」エアロックスライドテーブル運用(船外搬出・船内伸展)を行いました。その後、ISSロボットアーム(SSRMS)を地上から操作し、MISSE-15は船外に搬出されました。
- ※7 NASAの材料曝露実験装置(Materials ISS Experiment:MISSE)
継続実施中
新薬設計支援プラットフォーム
船外ポート利用プラットフォーム
- 全天のX線天体の監視(MAXI)
- 高エネルギー電子、ガンマ線バーストの観測(CALET)
- 簡易曝露実験装置(ExHAM)を利用した曝露実験
- 中型曝露実験アダプタ(i-SEEP)搭載装置:HDTV-EF2カメラの利用
- ISS搭載型ハイパースペクトルセンサシステム(HISUI)
物質・物理科学分野、生命科学分野、他
- 長期宇宙滞在がヒトの脳循環調節機能に及ぼす影響(Cerebral Autoregulation)
- 微小重力の環境で老化が加速するメカニズムの研究(Phospho-aging)
- 閉鎖微小重力環境下におけるプロバイオティックスの継続摂取による免疫機能及び腸内環境に及ぼす影響の検討に係る共同研究(Probiotics)
- タンパク質結晶の完全性を左右する不純物の結晶への分配係数と結晶成長機構との関係(Advanced Nano Step)
資料
タイトル | サイズ | ID |
---|---|---|
今週・来週の予定 2021.12.6-2021.12.19 | [ pdf: 363.7 KB] | 73106 |
先週の実績 2021.11.22-2021.12.5 | [ pdf: 373.5 KB] | 73105 |