利用状況と今後の予定

公開 2021年7月21日

新薬設計支援プラットフォーム

<MTPCG※1 #6Fを終了しました>
  • 7月5日、帰還の準備として実験サンプルを「きぼう」搭載用ポータブル冷凍・冷蔵庫(FROST2)から試料輸送用真空断熱容器に移動しました。真空断熱容器に入れた実験サンプルは、ドラゴン補給船運用22号機(SpX-22)で地上に回収しました。
  • 7月12日、MTPCG#6Fで使用した保冷剤を「きぼう」搭載用ポータブル冷凍・冷蔵庫(FROST)に収納しました。


超小型衛星放出プラットフォーム

<J-SSOD-R※2 のメンテナンス>
  • 7月8日、J-SSOD-Rの湿度を一定に保つため、乾燥剤を設置しました。
  • ※2 軌道上装填型小型衛星放出機構(JEM Small Satellite Orbital Deployer -Resuppliable: J-SSOD-R)。衛星を簡易ケースに入れて打ち上げ、軌道上で衛星放出ケースに入れ替えるため、衛星放出ケースは再利用可能となり、さらに、これまでの小型衛星放出機構(J-SSOD)よりも衛星放出能力が向上(これまで一度に3U放出可能だったのが、6Uまで対応可能)しています。


船外ポート利用プラットフォーム

<中型曝露実験アダプタ(i-SEEP)※3 :SOLISS※4 の実験を行っています>
  • 7月10日および12日から14日、地上からSOLISS実験を行いました。

<「HISUI※5」 の運用支援>
  • 7月12日、ミッションデータレコーダー(Mission Data Recorder: MDR)のハードディスクドライブを交換しました。
  • ※5 宇宙実証用ハイパースペクトルセンサ(Hyperspectral Imager SUIte: HISUI)


革新的材料研究支援プラットフォーム(静電浮遊炉)

<静電浮遊炉(ELF)※6 を利用した実験を行っています>
  • 7月5日、サンプルカートリッジを清掃し、サンプルホルダとガスボトルユニットを交換しました。その後、地上から多目的実験ラック2(MSPR2)を起動し、サンプルホルダ交換後の確認を行いました。
  • 7月6日、8日、13日、16日、地上からMSPR2を起動し、ELF実験(Fragility)※7 を行いました。


宇宙実験を支える基盤技術の強化

<ライブイメージングシステム(COSMIC)※8 関連の機能確認>
  • 7月13日、SCEM※9 で使用していたビデオコンバータをCOSMICとIPU※10 の機能確認のために取り外し、IPUに接続しました。翌14日、地上からIPUを起動し、COSMICの映像ダウンリンクの確認準備を行いました。


継続実施中

船外ポート利用プラットフォーム

物質・物理科学分野、生命科学分野、他


資料

タイトル サイズ ID
今週・来週の予定 2021.7.19-2021.8.1 [ pdf: 121.6 KB] 72938
先週の実績 2​0​2​1​.​7​.​5​-​2​0​2​1​.​7.​18 [ pdf: 126.5 KB] 72937

国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
有人宇宙技術部門 きぼう利用センター
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