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2025.03.19
No.288
  • ファルコン9 ロケット

クルードラゴン宇宙船運用9号機(Crew-9)ミッション

  • ISS滞在クルー
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ISSから離脱するクルードラゴン宇宙船運用9号機(Crew-9)(Image by NASA+)

新着情報

国際宇宙ステーション(ISS)長期滞在クルーが搭乗するクルードラゴン宇宙船運用9号機(Crew-9)は、2025年3月18日 14時05分(日本時間)にISSから離脱し、2025年3月19日 06時57分(日本時間)にフロリダ半島沖へ着水しました。

飛行概要

Crew-9ミッションは、スペースX社のクルードラゴン宇宙船運用9号機(Crew-9)をファルコン9ロケットで打ち上げる有人運用飛行であり、ISSにドッキングし171日間滞在の後、大西洋上フロリダ半島沖に着水帰還しました。

飛行計画

Crew-9ミッションの飛行計画(2025年3月19日現在)

項目 計画
打上げ日時 2024年9月29日 02時17分(日本時間)
2024年9月28日 13時17分(米国東部夏時間)
射場 米国フロリダ州 ケープカナベラル空軍基地40番射点
使用ロケット ファルコン9ロケット
宇宙船 クルードラゴン宇宙船運用9号機(Crew-9)
搭乗人数 打ち上げ時2名、帰還時4名
ドッキング日時 2024年9月30日 06時30分(日本時間)
2024年9月29日 17時30分(米国東部夏時間)
ISSからの離脱日時 2025年3月18日 14時05分(日本時間)
2025年3月18日 01時05分(米国東部夏時間)
着水日時 2025年3月19日 06時57分(日本時間)
2025年3月18日 17時57分(米国東部夏時間)

クルー

※バリー・ウィルモア、サニータ・ウィリアムズ両宇宙飛行士は、往路はスターライナーに搭乗し打ち上げられましたが、スターライナー機体の不具合のため、Crew-9に搭乗し帰還しました。
Image by SpaceX
ニック・ヘイグ(Nick Hague)

NASA宇宙飛行士。米宇宙軍大佐。
1975年、米国カンザス州生まれ。
1998年、米空軍士官学校卒業。
2000年、マサチューセッツ工科大学にて理学修士号取得。
2013年にNASA宇宙飛行士として選抜。
2018年10月、初飛行であったソユーズMS-10で打ち上げられたが、ロケットのトラブルで緊急帰還。
2019年、第59次/第60次長期滞在では、3回の船外活動を実施し、フライトエンジニアを務めた。
今回が3回目の飛行となる。
Crew-9ミッションではコマンダーを務めた。

Image by SpaceX
アレクサンダー・ゴルブノフ(Aleksandr Gorbunov)

Roscosmos宇宙飛行士。
1990年、クルスク州生まれ。
2014年、モスクワ航空大学で工学修士号を取得。
2021年、ロシアの宇宙飛行士として選抜。
今回が初飛行となる。Crew-9ではミッション・スペシャリストを務めた。

Image by NASA
バリー・ウィルモア(Barry Wilmore)

NASA宇宙飛行士。
米国テネシー州育ち。米海軍大佐。
2000年にNASA宇宙飛行士として選抜される。
2009年のSTS-129ミッションでパイロットとして初飛行。
2014年から2015年にかけて第41次/第42次長期滞在クルーとしてISSに滞在し、4回の船外活動を実施。第42次長期滞在クルーではコマンダーを務めた。
今回が3回目の飛行となる。CFT-1ミッションではコマンダーを務めた。

Image by NASA
サニータ・ウィリアムズ(Sunita Williams)

NASA宇宙飛行士。
1965年、オハイオ州生まれ。
1998年にNASA宇宙飛行士として選抜される。
2006年にSTS-116ミッションで初飛行し、第14次/第15次長期滞在クルーとしてISSに滞在した。この際、フライトエンジニアを務め、4回の船外活動を実施。
2012年に第32次/第33次長期滞在クルーとしてISSに滞在し、3回の船外活動を実施。第33次長期滞在クルーではコマンダーを務めた。
今回が3回目の飛行となる。CFT-1ミッションではパイロットを務めた。

Crew-9結合後のISSの形状

Crew-9結合後のISSのイメージ(Image by JAXA/NASA)
※時刻は24時間制表記

※特に断りのない限り、画像クレジットは©JAXA