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2025.11.28
No.302
  • ソユーズ2.1a ロケット

ソユーズMS-28宇宙船(74S)ミッション

  • ISS滞在クルー
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カザフスタン共和国のバイコヌール宇宙基地から打ち上げられたソユーズMS-28宇宙船(74S)(Image by NASA)(出典:NASA Blogs

新着情報

ソユーズMS-28宇宙船(74S)は、2025年11月27日 18時27分にカザフスタン共和国 バイコヌール宇宙基地から打ち上げられ、2025年11月27日 21時34分(日本時間)にISSの「ラスヴェット」(ロシアの小型研究モジュール1)へドッキングしました。

飛行概要

74Sミッションは、ソユーズMS-28宇宙船をソユーズロケットで打ち上げる有人運用飛行であり、国際宇宙ステーション(ISS)にドッキングし約8か月間滞在後、地球に帰還予定です。

飛行計画

74Sミッションの飛行計画(2025年11月28日現在)

項目 計画
打上げ日時 2025年11月27日 18時27分(日本時間)
2025年11月27日 14時27分(バイコヌール時間)
2025年11月27日 12時27分(モスクワ時間)
2025年11月27日 04時27分(米国東部標準時間)
射場 カザフスタン共和国 バイコヌール宇宙基地
使用ロケット ソユーズロケット
搭乗人数 3名
ドッキング日時 2025年11月27日 21時34分(日本時間)
2025年11月27日 15時34分(モスクワ時間)
2025年11月27日 07時34分(米国東部標準時間)
※時刻は24時間制表記

クルー

Image by GCTC
セルゲイ・クド=スヴェルチコフ(Sergey Kud-Sverchkov)

ロシア宇宙飛行士。
1983年ロシア生まれ。
2006年にバウマンモスクワ国立工科大学を卒業。
2006年8月よりRKK ENERGIA(エネルギア)社にて勤務し、2010年4月に同社の宇宙飛行士部門(第17期)への入隊を推薦された。
2012年にロシアテスト宇宙飛行士として認定される。
2020年、第64次長期滞在クルーとして185日間飛行し、1回の船外活動を実施した。
今回が2回目の飛行となる。
ソユーズMS-28ではコマンダーを務める。

Image by GCTC
セルゲイ・ミカエフ(Sergey Mikayev)

ロシア宇宙飛行士。
1986年ロシア生まれ。
2008年にクラスノダールの軍事航空学校を卒業。
同年11月より空軍で航空機パイロットとして勤務。Yak-52、L-39およびSu-25の操縦士として1,100時間以上の飛行経験を持つ。
2018年にロシアテスト宇宙飛行士候補者として選抜。
今回が初飛行となる。
ソユーズMS-28ではフライトエンジニアを務める。

Image by GCTC
クリストファー・ウィリアムズ(Christopher Williams)

NASA宇宙飛行士。
ニューヨーク州ニューヨーク市生まれ。
2005年にスタンフォード大学を卒業。
2012年にマサチューセッツ工科大学で物理学博士号を取得。
ハーバード大学医学部で研修した後、医学物理士兼研究者として同大に勤務し、がんの画像誘導放射線治療の研究に従事。
2021年にNASA宇宙飛行士候補者として選抜。
今回が初飛行となる。
ソユーズMS-28ではフライトエンジニアを務める。

74S結合後のISSの形状

74S結合後のISSのイメージ。ISS史上初めて、8つのドッキングポートが使用された(Image by NASA)(出典:NASA Blogs

※特に断りのない限り、画像クレジットは©JAXA