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国際宇宙ステーション(ISS)長期滞在クルーの、ラジャ・チャリ、トーマス・マーシュバーン、ケイラ・バロン、マティアス・マウラー宇宙飛行士らが搭乗するクルードラゴン宇宙船運用3号機(Crew-3)は、2022年5月6日 午後1時43分(日本時間)にフロリダ半島沖へ着水しました。
飛行概要
Crew-3ミッションは、SpaceX社のクルードラゴン宇宙船運用3号機(Crew-3)をファルコン9ロケットで打ち上げる有人運用飛行であり、国際宇宙ステーション(ISS)にドッキングし2022年春まで滞在の後、大西洋上フロリダ半島沖に着水帰還します。
回収物資
飛行計画
Crew-3ミッションの飛行計画(2022年5月6日現在)
項目 | 計画 |
打上げ日時 | 2021年11月11日 午前11時3分(日本時間) 2021年11月10日 午後9時3分(米国東部標準時間) |
射場 | 米国フロリダ州 ケネディ宇宙センター(KSC)39A射点 |
使用ロケット | ファルコン9ロケット |
宇宙船 | クルードラゴン宇宙船運用3号機(Crew-3) |
搭乗人数 | 4名 |
ドッキング日時 | 2021年11月12日 午前8時32分(日本時間) 2021年11月11日 午後6時32分(米国東部標準時間) |
ISSから離脱日時 | 2022年5月5日 午後2時20分(日本時間) 2022年5月5日 午前1時20分(米国東部夏時間) |
着水日時 | 2022年5月6日 午後1時43分(日本時間) 2022年5月6日 午前0時43分(米国東部夏時間) |
Crew-3結合後のISSの形状
クルー
ラジャ・チャリ(Raja Chari)
1977年ウィスコンシン州生まれ。宇宙工学学士、航空宇宙工学修士号。米海軍空軍大佐。
2017年にNASA宇宙飛行士として選抜。
今回が初飛行となる。
トーマス・マーシュバーン
(Thomas H. Marshburn)
(Thomas H. Marshburn)
1960年、米国ノースカロライナ州生まれ。工学物理学修士。医学博士。
2004年、NASA宇宙飛行士として選抜される。
2009年にSTS-127(2J/A)ミッション(「きぼう」日本実験棟船外実験プラットフォーム打上げミッション)でMSとして若田宇宙飛行士とともに初飛行。
2012年から2013年に第34次/第35次長期滞在クルー。
今回が3回目の飛行となる。
ケイラ・バロン(Kayla Barron)
1987年アイダホ州生まれ。システム工学学士、原子力工学修士。
米海軍潜水艦士官。潜水艦士官に任命された最初の女性の1人、将校としてオハイオ級原子力潜水艦メイン号に乗艦。
2017年にNASA宇宙飛行士として選抜。
今回が初飛行となる。
マティアス・マウラー(Matthias Maurer)
1970年ドイツ、ザールランド州生まれ。材料科学工学博士。
2010年よりESAの業務に従事。
2020年12月、ESAのISSミッション、「コスミックキッス」に公式に任命される。
今回が初飛行となる。
※特に断りのない限り、画像クレジットは©JAXA