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2022.05.06
No.247
  • ファルコン9 ロケット

クルードラゴン宇宙船運用3号機(Crew-3)ミッション

  • ISS滞在クルー
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フロリダ半島沖へ着水したクルードラゴン宇宙船運用3号機(Crew-3) ©NASA

新着情報

国際宇宙ステーション(ISS)長期滞在クルーの、ラジャ・チャリ、トーマス・マーシュバーン、ケイラ・バロン、マティアス・マウラー宇宙飛行士らが搭乗するクルードラゴン宇宙船運用3号機(Crew-3)は、2022年5月6日 午後1時43分(日本時間)にフロリダ半島沖へ着水しました。

飛行概要

Crew-3ミッションは、SpaceX社のクルードラゴン宇宙船運用3号機(Crew-3)をファルコン9ロケットで打ち上げる有人運用飛行であり、国際宇宙ステーション(ISS)にドッキングし2022年春まで滞在の後、大西洋上フロリダ半島沖に着水帰還します。

回収物資

飛行計画

Crew-3ミッションの飛行計画(2022年5月6日現在)

項目 計画
打上げ日時 2021年11月11日 午前11時3分(日本時間)
2021年11月10日 午後9時3分(米国東部標準時間)
射場 米国フロリダ州 ケネディ宇宙センター(KSC)39A射点
使用ロケット ファルコン9ロケット
宇宙船 クルードラゴン宇宙船運用3号機(Crew-3)
搭乗人数 4名
ドッキング日時 2021年11月12日 午前8時32分(日本時間)
2021年11月11日 午後6時32分(米国東部標準時間)
ISSから離脱日時 2022年5月5日 午後2時20分(日本時間)
2022年5月5日 午前1時20分(米国東部夏時間)
着水日時 2022年5月6日 午後1時43分(日本時間)
2022年5月6日 午前0時43分(米国東部夏時間)

Crew-3結合後のISSの形状

Crew-3結合後のISSのイメージ ©JAXA/NASA

クルー

ラジャ・チャリ(Raja Chari)

1977年ウィスコンシン州生まれ。宇宙工学学士、航空宇宙工学修士号。米海軍空軍大佐。
2017年にNASA宇宙飛行士として選抜。
今回が初飛行となる。

トーマス・マーシュバーン
(Thomas H. Marshburn)

1960年、米国ノースカロライナ州生まれ。工学物理学修士。医学博士。
2004年、NASA宇宙飛行士として選抜される。
2009年にSTS-127(2J/A)ミッション(「きぼう」日本実験棟船外実験プラットフォーム打上げミッション)でMSとして若田宇宙飛行士とともに初飛行。
2012年から2013年に第34次/第35次長期滞在クルー。
今回が3回目の飛行となる。

ケイラ・バロン(Kayla Barron)

1987年アイダホ州生まれ。システム工学学士、原子力工学修士。
米海軍潜水艦士官。潜水艦士官に任命された最初の女性の1人、将校としてオハイオ級原子力潜水艦メイン号に乗艦。
2017年にNASA宇宙飛行士として選抜。
今回が初飛行となる。

©Hasselblad H6D
マティアス・マウラー(Matthias Maurer)

1970年ドイツ、ザールランド州生まれ。材料科学工学博士。
2010年よりESAの業務に従事。
2020年12月、ESAのISSミッション、「コスミックキッス」に公式に任命される。
今回が初飛行となる。

※特に断りのない限り、画像クレジットは©JAXA