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国際宇宙ステーション(ISS)長期滞在クルーのマーク・ヴァンデハイ、ピョートル・ドゥブロフ、オレッグ・ノヴィツキー宇宙飛行士ら3人が搭乗するソユーズMS-18宇宙船(64S)は、2021年10月17日 午後1時35分(日本時間)にカザフスタン共和国へ無事着陸しました。
飛行概要
64Sミッションは、ソユーズMS-18宇宙船をソユーズロケットで打ち上げる有人運用飛行であり、国際宇宙ステーション(ISS)にドッキングし約6か月間滞在後、カザフスタン共和国に着陸帰還します。
ソユーズMS-18宇宙船(64S)の飛行計画(2021年10月18日現在)
打上げ日時 | 2021年4月9日 午後4時42分(日本時間) 2021年4月9日 午後0時42分(バイコヌール時間) 2021年4月9日 午前10時42分(モスクワ時間) 2021年4月9日 午前3時42分(米国東部夏時間) |
射場 | カザフスタン共和国 バイコヌール宇宙基地 |
使用ロケット | ソユーズロケット |
宇宙船 | ソユーズMS-18宇宙船 |
搭乗人数 | 3名 |
ドッキング日時 | 2021年4月9日 午後8時5分(日本時間) 2021年4月9日 午後2時5分(モスクワ時間) 2021年4月9日 午前7時5分(米国東部夏時間) |
ISSから離脱日時 | 2021年10月17日 午前10時14分(日本時間) 2021年10月17日 午前4時14分(モスクワ時間) 2021年10月16日 午後9時14分(米国東部夏時間) |
着陸日時 | 2021年10月17日 午後1時35分(日本時間) 2021年10月17日 午前7時35分(モスクワ時間) 2021年10月17日 午前0時35分(米国東部夏時間) |
クルー
Mark Vande Hei(マーク・ヴァンデハイ)
1966年、米国バージニア州生まれ。米国陸軍大佐(退役)。
米国陸軍の士官や陸軍士官学校で物理学の助教授を務めたのち、2006年、NASAジョンソン宇宙センター(JSC)にて国際宇宙ステーション(ISS)との通信役となるCAPCOM(Capsule Communicator)に就任する。
2009年、NASA宇宙飛行士候補者として選抜される。
2017年から2018年にかけて第53次/第54次長期滞在クルーとしてISSに滞在した。今回が2回目の飛行となる。
Pyotr Dubrov(ピョートル・ドゥブロフ)
1978年、ハバロフスク生まれ。
1999年ハバロフスク国立工科大学卒業。2012年に宇宙飛行士候補者に選抜される。今回が初飛行となる。
Oleg Novitskiy(オレッグ・ノヴィツキー)
1971年、現在のベラルーシ生まれ。ロシア空軍中佐。2007年に宇宙飛行士候補者に選抜される。
2012年から2013年にかけて第33次/第34次長期滞在クルーとしてISSに滞在した。
2016年から2017年にかけて第50次/第51次長期滞在クルーとしてISSに滞在した。今回が3回目の飛行となる。
※特に断りのない限り、画像クレジットは©JAXA