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ロケットの発射場は、どうやって決めるのだろうか?

なるべく赤道に近く、安全な場所かどうかで決める。
 ロケットを地球の自転方向に打ち上げると、地球の自転速度をロケットの速度にプラスすることができる。東向き(地球の自転方向)にロケットを打ち上げる場合が多いのもこの理由からだ。そうなると、自転速度が速いほど打ち上げに有利になる。地球の自転速度が一番速いのは赤道上なのだ。だから、発射場はできるだけ赤道に近い方がよい

 図からもわかるように、A→A'もしくはB→B'の速度をロケットの打ち上げ速度にプラスすることができる。B→B'より、A→A'の方が速度は大きいため、赤道近くの方がロケットの速度を増大させるには有利なのだ。

 また、ロケットは飛行機と違って空気を利用しないから打ち上げに滑走路は必要ないが、爆発の危険がゼロではないことや、ロケットが切り離した残骸(ざんがい)が空から降ってくるという危険があるし、打ち上げ時の騒音問題もある。そこでロケットを安全に打ち上げるために、発射場は都会を避け、人里離れた平坦部が選ばれる。

 日本の内之浦や種子島、アメリカのケネディ宇宙センター、欧州宇宙機関(ESA)のギアナ宇宙センターなどは、こうした理由から発射場に選ばれたのだ。
発射場は都会や山野から離れた平坦部が選ばれる。

※特に断りのない限り、画像クレジットは©JAXA