船外活動で着用する宇宙服の着心地は
気密がしっかりしていて一見暑苦しく見える宇宙服ですが、温度調節及び湿度調節機能が付いており、好みにあわせて調整できるので、着心地はなかなか快適なようです。
ただし、腕の動かし方など、関節の可動範囲が限られている部分があるので、宇宙服特有の動かし方になれる必要があります。
実際に宇宙服を着て訓練や船外作業を行った土井宇宙飛行士の感想は以下のようなものでした。
「宇宙服を着てしまうと顔がかゆくてもかけない。もう少し自由に体が動かせればいいと思う。また閉鎖空間に入っているという感じが強い。宇宙服には、環境調節機能があるため、宇宙服内の空気は比較的乾燥していて、すごく動いたとしても、汗をかかないし、快適。」
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