ソユーズ宇宙船は着陸時にかなりの速度で落下しているようですが、衝撃は大丈夫なのですか
ソユーズ宇宙船の帰還モジュール(カプセル)は、降下時にパラシュートを開いて降下速度を減速します。
このメインのパラシュートが開かなかった場合に備えて、予備系統のパラシュートを装備しています。
そして、地表から80cmの所で衝撃緩和ロケットを噴射させて、エアクッション効果を生じさせて着地の衝撃を緩和します。
このメインのパラシュートが開かなかった場合に備えて、予備系統のパラシュートを装備しています。
そして、地表から80cmの所で衝撃緩和ロケットを噴射させて、エアクッション効果を生じさせて着地の衝撃を緩和します。
また、宇宙飛行士が座るシートの頭部側の固定箇所には、衝撃吸収用ダンパーが装備されていて、着地時の衝撃を吸収する仕組みになっています。
このシートは、宇宙飛行士ごとに石膏で型どりをして体にフィットした形状で製造されるため、衝撃が身体の一箇所に集中しないようになっています。
※特に断りのない限り、画像クレジットは©JAXA