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「きぼう」以外にも日本が作っているモジュールがあるのですか

「きぼう」の打上げ費用の交換条件として、JAXAはNASAの施設であるセントリフュージ(Centrifuge: 生命科学実験施設)の開発を一時行っていましたが、2005年9月にNASAのISS計画見直しの一環としてセントリフュージは打ち上げないことになり、開発は中止しました。
セントリフュージ
セントリフュージの外観
なお、ISSに恒久的に結合するモジュールではありませんが、「きぼう」の開発経験を活かして、日本は、ISSへ補給物資を運ぶための無人の輸送機である宇宙ステーション補給機(H-II Transfer Vehicle: HTV)を年1機のペースで開発しています。このHTVの与圧区画は、「きぼう」の船内保管室をベースに開発されており、内部の大きさも同等です。HTVはISSの「ハーモニー」(第2結合部)に結合/係留され、ISSのクルーによって補給物資の移送が行われます。

※特に断りのない限り、画像クレジットは©JAXA