公開 2024年6月19日
船外ポート利用プラットフォーム
<HDTV-EF2※1 カメラ撮影>
- 6月12日、地上からの操作で、i-SEEP※2 上のHDTV-EF2による撮影を行いました。
- ※1 「きぼう」次世代ハイビジョンカメラシステム(HDTV-EF2)
- ※2 中型曝露実験アダプタ(IVA-replaceable Small Exposed Experiment Platform: i-SEEP)による船外利用
先進的燃焼研究支援プラットフォーム(次期PF候補)
<固体燃焼実験装置(SCEM)※3 機能確認>
- 6月13日に、筑波宇宙センターの地上実験運用エリアの移設に伴い、機能確認として移設後の設備から多目的実験ラック(MSPR)を起動してSCEMの機能確認を行い、FLARE※4 実験の運用に影響がないことを確認しました。
学術研究の推進
<Hicari-II※5 実験Run#6継続中>
- 5月30日より、地上からの操作で、温度プログラムに従い温度勾配炉(GHF)※6 の加熱を続けています。
その他
<「きぼう」エアロックの活用:ISSロボットアーム用カメラ・照明装置の搬入出サポート>
- 5月31日、モービルベースシステム(MBS)※7 のカメラ・照明・雲台装置(CLPA)※8 交換のため、「きぼう」エアロック(JEMAL)スライドテーブルに「きぼう」CLPAアダプタパレット(JCAP)※9 等を取り付けた後、交換用のCLPAを取り付けました。
- 6月3日、地上から操作してJEMALを減圧し、「きぼう」ロボットアーム(JEMRMS)を起動してJEMRMSの姿勢変更を行いました。
- 翌6月4日、地上からJEMRMS を起動した後、ISSのロボットアーム(SSRMS)によるCLPA交換で、JEMALスライドテーブルを船外に伸展してCLPAを搬出しました。
- ※7 モービルベースシステム(Mobile Base System: MBS)
- ※8 カメラ・照明・雲台装置(Camera Light Pan/Tilt Assembly: CLPA)
- ※9 「きぼう」CLPAアダプタパレット(JEM CLPA Adapter Plate: JCAP)
継続実施中
船外利用
- 全天のX線天体の監視(MAXI)
- 高エネルギー電子、ガンマ線バーストの観測(CALET)
- 中型曝露実験アダプタ(i-SEEP)搭載装置:HDTV-EF2カメラの利用、利用サービス提供事業者のミッション
- 簡易材料曝露実験ブラケット(Exposed Experiment Bracket Attached on i-SEEP: ExBAS)を利用した曝露実験
- ISS搭載型ハイパースペクトルセンサシステム(HISUI)*外部サイト
物質・物理科学分野、生命医科学分野、他
資料
タイトル | サイズ | ID |
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今週・来週の予定 2024.6.17-2024.6.30 | [ pdf: 363.4 KB] | 73958 |
先週の実績 2024.6.3-2024.6.16 | [ pdf: 366.0 KB] | 73957 |