利用状況と今後の予定

公開 2021年5月12日

新薬設計支援プラットフォーム

<MTPCG※1 #6F実験準備を開始しました>
  • 4月26日、MTPCG#6F実験準備の一環として、「きぼう」搭載用ポータブル冷凍・冷蔵庫(FROST)庫内から保冷材を取り出しました。


船外ポート利用プラットフォーム

<中型曝露実験アダプタ(i-SEEP)※2 利用:HDTV-EF2※3 カメラ撮影>
  • 5月2日、クルードラゴン宇宙船運用初号機(Crew-1)がISSから離脱する様子を撮影しました。

<i-SEEP利用:SOLISS※4 の実験を行っています>
  • 4月27日、地上からSOLISS実験を行いました。

<「HISUI」※5 の運用支援>
  • 4月20日、ミッションデータレコーダー(Mission Data Recorder: MDR)のハードディスクドライブを交換しました。
  • ※5 宇宙実証用ハイパースペクトルセンサ(Hyperspectral Imager SUIte: HISUI)


革新的材料研究支援プラットフォーム(静電浮遊炉)

<静電浮遊炉(ELF)※6 を利用した実験を行っています>
  • 4月19日、21日、23日、地上から多目的実験ラック2(MSPR2)を起動し、ELF実験を行いました。
  • 5月7日、サンプルホルダを交換しました。その後、地上からMSPR2を起動し交換後の確認を行いました。Interfacial Energy実験※7 を開始する予定です。


宇宙実験を支える基盤技術の強化

<細胞培養装置追加実験エリア(CBEF-L)※8 の機能確認>
  • 4月20日、地上から細胞実験ラックを起動し、CBEF-L Config GのCO2環境制御機能の確認を行いました。

<固体燃焼実験装置(SCEM)※9 の機能確認>
  • 4月22日、地上から多目的実験ラック(MSPR)を起動し、SCEMとの通信確認を実施しました。


スペシャルトピックス:「きぼう」エアロック活用

<MISSE※10 試料の船外搬出と船内搬入を行いました>
  • NASAの材料曝露実験装置MISSE-14の運用サポートとして、4月20日に地上から「きぼう」エアロックスライドテーブル運用を行い、試料を船外に搬出しました。搬出された試料はSSRMS※11 によりISS曝露部に設置されました。
  • 4月26日、地上から「きぼう」エアロックスライドテーブルを船外側に伸展させ、MISSEをスライドテーブルに設置した後、船内側に収納しました。
  • ※10 NASAの材料曝露実験装置(Materials ISS Experiment:MISSE)
  • ※11 国際宇宙ステーションのロボットアーム(カナダアーム2)Space Station Remote Manipulator System: SSRMS(Canadarm2)


継続実施中

船外ポート利用プラットフォーム

物質・物理科学分野、生命科学分野、他


資料

タイトル サイズ ID
今週・来週の予定 2021.5.10-2021.5.23 [ pdf: 127.3 KB] 72823
先週の実績 2021.4.19-2021.5.9 [ pdf: 135.8 KB] 72822

国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
有人宇宙技術部門 きぼう利用センター
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