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2024.03.13
No.273
  • ファルコン9 ロケット

クルードラゴン宇宙船運用7号機(Crew-7)ミッション

  • ISS滞在クルー
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米国フロリダ州・ペンサコーラ沖に着水した瞬間のCrew-7 (Image by JAXA/NASA)

新着情報

国際宇宙ステーション(ISS)長期滞在クルーの、古川聡宇宙飛行士、ジャスミン・モグベリ宇宙飛行士、アンドレアス・モーゲンセン宇宙飛行士、コンスタンチン・ボリソフ宇宙飛行士らが搭乗するクルードラゴン宇宙船運用7号機(Crew-7)は、2024年3月12日 18時47分(日本時間)に米国フロリダ州・ペンサコーラ沖へ着水しました。

飛行概要

Crew-7ミッションは、スペースX社のクルードラゴン宇宙船運用7号機(Crew-7)をファルコン9ロケットで打ち上げる有人運用飛行であり、国際宇宙ステーション(ISS)にドッキングし約6か月滞在の後、大西洋上フロリダ半島沖に着水帰還します。

飛行計画

Crew-7ミッションの飛行計画(2024年3月13日現在)

項目 計画
打上げ日時 2023年8月26日 16時27分(日本時間)
2023年8月26日 03時27分(米国東部夏時間)
射場 米国フロリダ州 ケネディ宇宙センター(KSC)39A射点
使用ロケット ファルコン9ロケット
宇宙船 クルードラゴン宇宙船運用7号機(Crew-7)
搭乗人数 4名
ドッキング日時 2023年8月27日 22時16分(日本時間)
2023年8月27日 09時16分(米国東部夏時間)
ISS分離日時 2024年3月12日 00時20分(日本時間)
2024年3月11日 11時20分(米国東部夏時間)
着水日時 2024年3月12日 18時47分(日本時間)
2024年3月12日 05時47分(米国東部夏時間)

クルー

Image by SpaceX
古川 聡(Satoshi Furukawa)

JAXA宇宙飛行士。
1964年神奈川県生まれ。
2011年に、第28次/第29次長期滞在クルーのフライトエンジニアとして国際宇宙ステーション(ISS)に165日間滞在。
滞在中は、「きぼう」での実験やISSの維持管理を行ったほか、最後のスペースシャトルミッションとなったSTS-135ミッションの支援などを実施した。
今回2回目の宇宙飛行となる。
Crew-7ではミッションスペシャリストを務める。

Image by SpaceX
ジャスミン・モグベリ(Jasmin Moghbeli)

NASA宇宙飛行士。
ドイツ生まれ、ニューヨーク育ち。
2005年マサチューセッツ工科大学卒業。
海軍大学院で航空宇宙工学の修士号を取得。
2005年米海兵隊に任官。
2008年カリフォルニア州のキャンプ・ペンドルトンを拠点とするHMLA-367スカーフェイスで、作戦飛行(戦闘機パイロット)のキャリアを開始。
2017年までに、米海兵隊パイロットとして25種類以上の航空機で150回以上の戦闘任務と2,000時間以上の飛行時間を経験。
2017年にNASA宇宙飛行士に選抜。
今回が初飛行となる。
Crew-7ではコマンダーを務める。

Image by SpaceX
アンドレアス・モーゲンセン(Andreas Mogensen)

ESA宇宙飛行士。
1976年デンマーク生まれ。1999年にインペリアル・カレッジ・ロンドンにて修士号を取得。2007年にテキサス大学にて航空宇宙工学の博士号を取得。
2009年にESAの宇宙飛行士に選抜。
2015年に10日間のISS短期滞在ミッション「iriss」のクルーとしてデンマーク初の宇宙飛行士となった。
今回2回目の宇宙飛行となる。
Crew-7ではパイロットを務める。
第70次長期滞在中にコマンダーに就任する。

Image by SpaceX
コンスタンチン・ボリソフ(Konstantin Borisov)

ロシア宇宙飛行士。
1984年ロシア生まれ。
2007年にイギリスのウォーリック大学で、また2018年にモスクワ航空大学でそれぞれ修士号を取得。
2018年にロシアの宇宙飛行士に選抜。
今回が初飛行となる。
Crew-7ではミッションスペシャリストを務める。

※時刻は24時間制表記(2022年9月30日より)

※特に断りのない限り、画像クレジットは©JAXA