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国際宇宙ステーション(ISS)長期滞在クルーの、スティーブ・ボーエン宇宙飛行士、ウォーレン・ホーバーグ宇宙飛行士、アンドレイ・フェジャーエフ宇宙飛行士、スルタン・アル・ネヤディ宇宙飛行士らが搭乗するクルードラゴン宇宙船運用6号機(Crew-6)は、2023年9月4日 13時17分(日本時間)にフロリダ半島沖へ着水しました。
飛行概要
Crew-6ミッションは、スペースX社のクルードラゴン宇宙船運用6号機(Crew-6)をファルコン9ロケットで打ち上げる有人運用飛行であり、国際宇宙ステーション(ISS)にドッキングし約6か月滞在の後、大西洋上フロリダ半島沖に着水帰還します。
飛行計画
Crew-6ミッションの飛行計画(2023年9月4日現在)
項目 | 計画 |
打上げ日時 | 2023年3月2日 14時34分(日本時間) 2023年3月2日 00時34分(米国東部標準時間) |
射場 | 米国フロリダ州 ケネディ宇宙センター(KSC)39A射点 |
使用ロケット | ファルコン9ロケット |
宇宙船 | クルードラゴン宇宙船運用6号機(Crew-6) |
搭乗人数 | 4名 |
ドッキング日時 | 2023年3月3日 15時40分(日本時間) 2023年3月3日 01時40分(米国東部標準時間) |
ISSからの離脱日時 | 2023年9月3日 20時05分(日本時間) 2023年9月3日 07時05分(米国東部標準時間) |
着水日時 | 2023年9月4日 13時17分(日本時間) 2023年9月4日 00時17分(米国東部標準時間) |
クルー
スティーブ・ボーエン(Stephen Bowen)
NASA宇宙飛行士。
1964年、米国マサチューセッツ州生まれ。
米海軍大佐。電子工学士、および海洋工学修士。
2000年にNASA宇宙飛行士に選抜。
米海軍潜水艦将校としては初めてミッションスペシャリストと認定される。
STS-126ミッション(2008年)で初飛行。
STS-132ミッション(2010年)、STS-133ミッション(2011年)でISS建設に参加。
今回が4回目の飛行となる。
ウォーレン・ホーバーグ(Warren Hoburg)
NASA宇宙飛行士。
ペンシルバニア州ピッツバーグ出身。
マサチューセッツ工科大学(MIT)卒業。カリフォルニア大学バークレー校から電気工学とコンピュータサイエンスの博士号取得。
MIT助教授。
2017年に宇宙飛行士として選抜される。
2020年10月から2021年4月まで、ISS第64次長期滞在のインクリメント・リードを務める。
今回が初飛行となる。
アンドレイ・フェジャーエフ(Andrei Fedyaev)
ロシア宇宙飛行士。
1981年スヴェルドロフスク州セロフ市生まれ。
2004年クラスノダール軍事航空研究所(航空学校)卒業。
陸軍パイロット。
2012年に宇宙飛行士として選抜される。
今回が初飛行となる。
スルタン・アル・ネヤディ(Sultan Al Neyadi)
UAE宇宙飛行士。
1981年、UAE生まれ。
ブライトン大学(英国)卒業。
グリフィス大学(オーストラリア)で情報工学の博士号取得。
UAE軍用ネットワーク・セキュリティ・エンジニア。
2018年9月にUAE宇宙機関(UAE Space Agency)初の宇宙飛行士として認定される。
2019年61S短期滞在(61Sで打ち上げ/58Sで帰還)バックアップクルーを努める。
今回が初飛行となる。
※時刻は24時間制表記(2022年9月30日より)
※特に断りのない限り、画像クレジットは©JAXA