HTV-X 1号機が運ぶ物資
HTV-Xに搭載される曝露カーゴおよび与圧カーゴの決定~輸送~搭載に関する標準的なスケジュール※を示します。
JAXAのカーゴに限らず、海外のカーゴも種子島宇宙センターに集結し、搭載作業を行います。

※HTV-X1号機では、射場で実施する全機システム試験の前に曝露カーゴの準備が完了していたため、2025年4月に搭載を実施済み。
HTV-X1号機では、与圧カーゴのうち大型ラック(ISPRと呼ばれる大型の実験ラック)の搭載は無し。
HTV-X1号機に搭載する予定のカーゴをご紹介します。与圧カーゴは数量が多いため、代表的なものを示します。
なお、今後の調整により変更される可能性があります。

曝露カーゴ
- 中型曝露実験アダプタ(i-SEEP)

与圧カーゴ(代表的なもの)
- JAXA品
・CO2除去システム軌道上実証(DRCS)
・生鮮食品(フルーツ・野菜)
・民間の「きぼう」利用機材(有償利用制度)
- NASA品
・窒素・酸素補給タンク(NORS)
・水補給タンク(RST)
・宇宙食

(参考)技術実証ミッション
- 展開型軽量平面アンテナ DELIGHT
次世代宇宙用太陽電池 SDX - 軌道上姿勢運動推定実験 Mt.FUJI
- 超小型衛星放出 H-SSOD

※特に断りのない限り、画像クレジットは©JAXA