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2022.10.18
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第3回「きぼう」ロボットプログラミング競技会:軌道上決勝大会のお知らせ

開催日:2022年10月29日(土)
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JAXAが主催する、第3回「きぼう」ロボットプログラミング競技会(Kibo Robot Programming Challenge: Kibo-RPC)※1の軌道上決勝大会を10月29日に開催いたします。大会の様子は、YouTubeで配信しますので、ぜひご覧ください。

概要

開催日時

10月29日(土) 13:00-14:45

競技のシナリオ

2021年に再発したエアリークはアジアの優秀なプログラマーたちによって修復され、無事危機を脱したかに見えた。
しかし、近年深刻化しているスペースデブリの影響により、2022年、ISSは小さなデブリの衝突を受け、2021年に修復したエアリークが再発し、さらには軽微ではあるものの新たなエアリークの兆候が検出された。
優秀なプログラマーの諸君よ、再び直面した危機からISSを救え!
(このシナリオはフィクションです)

軌道上決勝大会とは

軌道上決勝大会では、表1に示したKibo-RPC参加国・地域代表の学生たちによって作成されたプログラムを、軌道上のAstrobee実機にインストールして自律飛行させ、その戦略と技術力を競います。若田宇宙飛行士によるクルーアワードも授与される予定です。
軌道上決勝大会の栄冠はどのチームの手に?!

表1 軌道上決勝大会参加チーム一覧(ABC順)

国・地域 チーム名
オーストラリア Dream Rover
バングラデシュ Enigma Systems
インドネシア Bondowoso 3 / Prime
日本 Space Lark
マレーシア IIUM ROBOTEAM AEROS-02
台湾 KIBO la na tsu bu KIBO / Robology Awesome Aliens
タイ solarSystem[3]
アメリカ合衆国 CP-HSTAR
ベトナム BDMT
Worldwide Team (WWT)※2 Bondowoso 2 / Pinnacle
(インドネシア/チュニジア)

※1 Kibo-RPC
Kibo-RPCは、日米オープン・プラットフォーム・パートナーシップ・プログラム(JP-US OP3)を通じた日米協力に基づいて、アジア・太平洋地域における「きぼう」利用の促進とSDGsへの貢献(人材育成)を目的に、JAXAとNASAが協力して取り組んでいる活動です。本活動を通じて、同地域の学生に宇宙でのロボット操作やコンピュータプログラミングに関する教育機会を提供しています。

※2 Worldwide Team (WWT)
WWTは、Kibo-RPC参加国・地域以外の学生でも、Kibo-RPC参加国・地域のチームと合同チームを結成することによりKibo-RPCに参加できるように、今大会から新たに設置した枠組みです。この枠組みにより、今大会には、ブラジル、コスタリカ、インド、スリランカ、チュニジアの学生も参加しています。

関連リンク

※特に断りのない限り、画像クレジットは©JAXA