JAXAが主催する、第3回「きぼう」ロボットプログラミング競技会(Kibo Robot Programming Challenge: Kibo-RPC)※1の軌道上決勝大会を10月29日に開催いたします。大会の様子は、YouTubeで配信しますので、ぜひご覧ください。
概要
開催日時
10月29日(土) 13:00-14:45
競技のシナリオ
2021年に再発したエアリークはアジアの優秀なプログラマーたちによって修復され、無事危機を脱したかに見えた。
しかし、近年深刻化しているスペースデブリの影響により、2022年、ISSは小さなデブリの衝突を受け、2021年に修復したエアリークが再発し、さらには軽微ではあるものの新たなエアリークの兆候が検出された。
優秀なプログラマーの諸君よ、再び直面した危機からISSを救え!
(このシナリオはフィクションです)
しかし、近年深刻化しているスペースデブリの影響により、2022年、ISSは小さなデブリの衝突を受け、2021年に修復したエアリークが再発し、さらには軽微ではあるものの新たなエアリークの兆候が検出された。
優秀なプログラマーの諸君よ、再び直面した危機からISSを救え!
(このシナリオはフィクションです)
軌道上決勝大会とは
軌道上決勝大会では、表1に示したKibo-RPC参加国・地域代表の学生たちによって作成されたプログラムを、軌道上のAstrobee実機にインストールして自律飛行させ、その戦略と技術力を競います。若田宇宙飛行士によるクルーアワードも授与される予定です。
軌道上決勝大会の栄冠はどのチームの手に?!
軌道上決勝大会の栄冠はどのチームの手に?!
表1 軌道上決勝大会参加チーム一覧(ABC順)
国・地域 | チーム名 |
オーストラリア | Dream Rover |
バングラデシュ | Enigma Systems |
インドネシア | Bondowoso 3 / Prime |
日本 | Space Lark |
マレーシア | IIUM ROBOTEAM AEROS-02 |
台湾 | KIBO la na tsu bu KIBO / Robology Awesome Aliens |
タイ | solarSystem[3] |
アメリカ合衆国 | CP-HSTAR |
ベトナム | BDMT |
Worldwide Team (WWT)※2 | Bondowoso 2 / Pinnacle (インドネシア/チュニジア) |
※1 Kibo-RPC
Kibo-RPCは、日米オープン・プラットフォーム・パートナーシップ・プログラム(JP-US OP3)を通じた日米協力に基づいて、アジア・太平洋地域における「きぼう」利用の促進とSDGsへの貢献(人材育成)を目的に、JAXAとNASAが協力して取り組んでいる活動です。本活動を通じて、同地域の学生に宇宙でのロボット操作やコンピュータプログラミングに関する教育機会を提供しています。
※2 Worldwide Team (WWT)
WWTは、Kibo-RPC参加国・地域以外の学生でも、Kibo-RPC参加国・地域のチームと合同チームを結成することによりKibo-RPCに参加できるように、今大会から新たに設置した枠組みです。この枠組みにより、今大会には、ブラジル、コスタリカ、インド、スリランカ、チュニジアの学生も参加しています。
関連リンク
※特に断りのない限り、画像クレジットは©JAXA