2023.10.25
- お知らせ
向井千秋宇宙飛行士(JAXA 特別参与、東京理科大学 特任副学長)、 IAA フォン・カルマン賞(The Theodore von Karman Award)受賞
- 宇宙飛行士
- 宇宙のしごと
宇宙科学全般の研究等に携わる世界各国の研究者・学者等から構成された国際学術組織である、IAA(International Academy of Astronautics/国際宇宙航行アカデミー)※1 が表彰する最高の賞である フォン・カルマン賞※2 の本年度の受賞者に、向井宇宙飛行士が選出され、10月1日アゼルバイジャン共和国の首都バクーで開催されたIAA Academy Dayにて授賞式が行われました。
カルマン渦列やJPL(ジェット推進研究所)の設立者として名高いセオドア・フォン・カルマン氏の名を冠したこの賞は、毎年1名、宇宙科学分野で顕著な業績を挙げた者に与えられるもので、この分野では世界で最も権威ある賞とされています。
カルマン渦列やJPL(ジェット推進研究所)の設立者として名高いセオドア・フォン・カルマン氏の名を冠したこの賞は、毎年1名、宇宙科学分野で顕著な業績を挙げた者に与えられるもので、この分野では世界で最も権威ある賞とされています。
向井宇宙飛行士の受賞は、1987年 故 小田稔教授(元 宇宙科学研究所 所長)、2008年 秋葉鐐二郎名誉教授(元 宇宙科学研究所 所長)、2015年松尾弘毅名誉教授(元 宇宙科学研究所 所長)以来8年ぶり、日本人としては4人目の受賞になります。
この度の受賞は、宇宙環境を利用した科学研究の促進、国連における世界の宇宙活動の平和的・持続的な発展への貢献、及び大学教育におけるリーダーシップ等、長年の業績が評価されたものです。授賞式は、IAA主催のGala Dinner(夕食会)の掉尾を飾るイベントとして実施され、向井宇宙飛行士の業績紹介の後、賞状が授与されました。
この度の受賞は、宇宙環境を利用した科学研究の促進、国連における世界の宇宙活動の平和的・持続的な発展への貢献、及び大学教育におけるリーダーシップ等、長年の業績が評価されたものです。授賞式は、IAA主催のGala Dinner(夕食会)の掉尾を飾るイベントとして実施され、向井宇宙飛行士の業績紹介の後、賞状が授与されました。
※1 IAA(International Academy of Astronautics/国際宇宙航行アカデミー)
第11回国際宇宙航行会議(1960年8月16日 ストックホルムにて開催)において、セオドア・フォン・カルマン(Theodore von Karman)によって創立された、宇宙科学全般の研究等に携わる世界各国の研究者・学者等から構成された国際学術組織。
※2 フォン・カルマン賞(The Theodore von Karman Award)
1983年から表彰が始まり、本年(2023年)で41回目。
宇宙科学分野で顕著な業績を挙げた者に与えられる。
第11回国際宇宙航行会議(1960年8月16日 ストックホルムにて開催)において、セオドア・フォン・カルマン(Theodore von Karman)によって創立された、宇宙科学全般の研究等に携わる世界各国の研究者・学者等から構成された国際学術組織。
※2 フォン・カルマン賞(The Theodore von Karman Award)
1983年から表彰が始まり、本年(2023年)で41回目。
宇宙科学分野で顕著な業績を挙げた者に与えられる。
※特に断りのない限り、画像クレジットは©JAXA