きぼう有償利用（非定型サービス）※1 では、地球低軌道経済圏の発展を見据え、更なるきぼう利用の拡大を図るため、民間企業によるユーザの開拓や事業実証向けのリソース料の減免措置を拡大した新たな減免制度をインクリメント70～72の期間のみを対象に2023年5月から適用しております。
この度、新たな減免制度をインクリメント73以降も引き続き適用する※2 ことといたしましたので、インクリメント73（2025年3月中旬～同年9月下旬）に実施希望の案件を募集いたします。
※2 一部減免の適用条件の変更がありますので、詳細は2項をご確認ください。減免制度については今後の利用状況などを踏まえ概ね半年～1年ごとに見直しを行う予定です。
1. 募集の対象となる利用期間と申し込み期限
申し込みは、要求内容がまとまっている必要があります。
申し込み前に、軌道上で使用できる物品や使用予定のリソース等アイディア段階から事前にご相談ください。
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- きぼう船内利用、または船外カメラ利用
- 射場・回収場でのユーザ側作業が不要なもの
- 運用管制をJAXAが実施する利用（利用者によるモニタ・支援等は可能）
- 注）宇宙飛行士自身が商品等を使用することが主目的の場合は事前にご相談ください。
打上品があり、安全上の懸念が一定以上あるもの（安全審査CAT2以上に該当注）、または運用管制にあたり新規でテレメトリ・コマンド送受信を要するもの。
注）該当可否についての詳細条件は、申し込みデータ記入シートをご確認ください。
上記①に該当しない場合注。
注）該当可否についての詳細条件は、申し込みデータ記入シートをご確認ください。
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- 新規の打上げ品が不要（物品の打上げに必要な手続きが間に合わないため）
- 受託決定まで最長で3~4ヶ月程度を要する（前述の料金減免対象枠の調整完了後に改めて本リソース枠の調整が必要なため）
- ご希望の日程でミッションが実施できない場合がある（同上）
| タイトル | サイズ | ID |
|---|---|---|
| 【きぼう有償利用】インクリメント73申し込みから利用までのスケジュールと分担概要 | [ pdf: 272.2 KB] | 73831 |
原則として、インクリメント73内でミッションを実施いただきます。実施時期を次のインクリメント以降に延期することは、JAXA側の責に起因する場合など※3 を除いてできませんのでご注意ください。
延期ができる場合においても、延期先のインクリメントのリソース使用計画状況によっては実施が困難となる場合があります。また、インクリメント74以降の実施になる場合には、減免制度の見直しに伴い、料金を含む契約条件が変更になる可能性があります。ミッション実施時期については慎重にご検討ください。
2. 有償利用制度（非定型サービス） の利用料金と減免制度
詳細は こちら をご覧ください。
3. インクリメント当たりの対象案件全体の積算リソース量
各インクリメントにおけるリソースの状況（JAXAの受託決定状況等）を、この項目でご案内します。
（リソースの変動があった場合に更新を行います）
4. 申し込み書類
減免の適用を希望される場合は、お申し込みにあたり、以下の資料をご提出ください。提出先は、「申し込みデータ記入シート」に記載のメールアドレスです。
なお、本制度の利用には、申し込みされるインクリメントでの実施が前提となるため、申し込み時点で実施内容がある程度決まっている必要があり、申し込みデータ記入シートの項目には専門的な内容を含みます。
アイディアはあるがどのように準備をすればよいのかわからない方、申し込みデータ記入シートの内容がわからない方は、まずは以下の「お問い合わせ」からご相談ください。
- 【きぼう有償利用】ミッション概要及び将来の事業計画フォーマット
[ pptx: 305.3 KB]
（事業計画は今回申し込みいただくミッションとの関係も含めてください）
（本減免制度の適用には将来的に事業化を目指す利用であることが必要です。減免適用可否の審査のために、必須項目は記載の上、作成、提出ください） - 【きぼう有償利用】インクリメント73申し込みデータ記入シート
[ xlsx: 146.5 KB]
（データ記入シート内で指定する必要資料もご送付ください。）
参考情報
採択後、運用準備を行います。運用準備ではご利用者からまとめて情報を提供いただきます。運用準備期間中に提示いただきたい情報については、以下のシートをご参照ください。本シートの情報を元にミッションに応じて個別に調整させて頂きます。
- 【きぼう有償利用】（参考）運用準備データ記入シート [ xlsx: 122.5 KB]
5. 申し込み書類の受理など
- 申し込みいただいた後、ミッション概要・事業計画、および申し込みデータ記入シートに必須の情報・データが含まれることを確認し、申し込みを受理いたします。
- 申し込み受理後、リソースの適切性（特に打上重量、回収重量、クルータイム）およびスケジュール実現性をJAXAにて評価させていただきます。
- 評価後、申し込み受理順にJAXAの有償利用委員会にて受託可否および減免適用可否を審査します。
- 有償利用委員会での審査にて受託可（＝受託決定）となった後、JAXAは申し込みいただいた組織との間で有償利用契約の締結を行います。
6．利用資格・実施内容の制約・留意事項
有償利用制度（非定型）を利用するにあたり、利用資格・実施内容の制約・留意事項の各条件を満たすことをご確認ください。
- 【きぼう有償利用】利用資格・実施内容の制約・留意事項 [ pdf: 457.6 KB]
7．CM撮影案件の募集について
2023年4月～2023年7月の期間にてCM素材の撮影のために「きぼう」日本実験棟を利用したCM撮影案件の募集を実施しました。現在は募集しておりませんが、ニーズ状況によって次回の募集を検討します。実施希望がありましたら問い合わせフォームよりご連絡ください。
8．その他
減免制度の見直しおよび次のインクリメントでの実施提案の募集に関しては、都度、ご案内いたします。
