革新的材料研究支援プラットフォーム

＜静電浮遊炉（ELF）^※1 を利用した実験＞

• 12月2日、地上から多目的実験ラック2（MSPR2）を起動しELF実験（Space Egg）^※2 を行いました。実験終了後、ラックを遮断しました。

• ^※1 静電浮遊炉（Electrostatic Levitation Furnace: ELF）利用サービス
• ^※2 原始太陽系星雲の高温過程で形成されたコンドリュールの再現実験（Space Egg）

先進的燃焼研究支援プラットフォーム（次期PF候補）

＜FLARE^※3 実験の準備＞

• 11月25日、地上から多目的実験ラック（MSPR）および固体燃焼実験装置（SCEM）^※4 を起動し、カメラ交換後のソフトウェア設定を開始しました。現在も作業を進めています。

• ^※3 火災安全性向上に向けた固体材料の燃焼現象に対する重力影響の評価（FLARE）
• ^※4 固体燃焼実験装置（Solid Combustion Experiment Module: SCEM）

その他

＜小型衛星放出機構（NRCSD#29）^※5 の片付け＞

• 12月2日、地上から「きぼう」ロボットアーム（JEMRMS）を操作し、NRCSD#29を「きぼう」エアロック（JEMAL）から船外へ搬出しました。続いて小型衛星放出ポジションへ移動し、地上からの操作で小型衛星を2回に分けて放出しました。放出の様子を宇宙飛行士が撮影しました。
• 12月3日、地上からJEMRMSとJEMALを操作して、NRCSDをJEMAL内に搬入しました。
• 12月5日、地上からJEMALを加圧した後、宇宙飛行士がスライドテーブル上のMPEP^※6 からNRCSD#29を取り外し、もう一人の宇宙飛行士と協力してMPEPもスライドテーブルから取り外しました。作業後、地上からJEMALを遮断しました。

• ^※5 米国NanoRacks社製の小型衛星放出機構（NanoRacks CubeSat Deployer: NRCSD）による小型衛星放出の第29回シリーズ
• ^※6 親アーム先端取付型実験アダプタ（Multi-Purpose Experiment Platform: MPEP）

継続実施中

船外利用

• 全天のX線天体の監視（MAXI）
• 高エネルギー電子、ガンマ線バーストの観測（CALET）
• 中型曝露実験アダプタ（i-SEEP）搭載装置：利用サービス提供事業者のミッション
• ISS搭載型ハイパースペクトルセンサシステム（HISUI）*外部サイト

物質・物理科学分野、生命医科学分野、他

• 宇宙環境が精子幹細胞の繁殖能力へ及ぼす影響の解析（Sperm Stem Cells）

資料