公開 2025年10月 1日
超小型衛星放出プラットフォーム
<超小型衛星の放出しました(J-SSOD#32)※1>
- 9月19日、地上から「きぼう」ロボットアーム(JEMRMS)と「きぼう」エアロック(JEMAL)を操作し、J-SSODを衛星放出ポジションへ移動しました。その後、地上からの操作で「きぼう」から5機の超小型衛星を2回に分けて放出しました。放出の様子は宇宙飛行士とHDTV-EF2※2 により撮影されました。
- 9月20日、JEMRMSを操作して、J-SSODをJEMAL内に搬入しました。
- 9月24日、地上からJEMALの加圧を行いました。翌25日、宇宙飛行士2名が連携し、J-SSODおよびMPEP※3 をJEMALスライドテーブルから取り外しました。
- ※1 小型衛星放出機構(J-SSOD)による超小型衛星放出の第32回シリーズ
- ※2 「きぼう」次世代ハイビジョンカメラシステム(HDTV-EF2)
- ※3 親アーム先端取付型実験アダプタ(Multi-Purpose Experiment Platform: MPEP)
- (参考)「きぼう」から超小型衛星5機放出に成功!
船外ポート利用プラットフォーム
<HDTV-EF2カメラ撮影>
- 9月19日、i-SEEP※4 上に搭載されたHDTV-EF2から、J-SSOD#32として超小型衛星が「きぼう」から放出される様子の撮影を行いました。
革新的材料研究支援プラットフォーム
<静電浮遊炉(ELF)※5 を利用した実験>
- 9月25日、地上から多目的実験ラック2(MSPR2)を起動し、ELF実験を行いました。実験終了後、地上からELFとMSPR2を遮断しました。
- 9月26日、宇宙飛行士がガスボトルの元栓を閉めた後、地上からMSPR2を起動して配管内のガス抜きを行い、MSPR2を遮断しました。
その他
<米国の船外実験装置NREP※6 の船外搬出準備>
- 9月26日、宇宙飛行士2名がNREP#10をJEMALスライドテーブルに取り付け、JEMALに収納しました。また同日、地上から船外ポート4番(EFU#4) の機能確認を行いました。
- 9月27日、NREP#10の船外搬出に向けて、地上からJEMALを減圧しました。
- ※6 米国NanoRacks社の船外実験装置
継続実施中
船外利用
- 全天のX線天体の監視(MAXI)
- 高エネルギー電子、ガンマ線バーストの観測(CALET)
- 中型曝露実験アダプタ(i-SEEP)搭載装置:利用サービス提供事業者のミッション
- ISS搭載型ハイパースペクトルセンサシステム(HISUI)*外部サイト
物質・物理科学分野、生命医科学分野、他
資料
タイトル | サイズ | ID |
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今週・来週の予定 2025.9.29-2025.10.12 | [ pdf: 362.7 KB] | 74307 |
先週の実績 2025.9.15-2025.9.28 | [ pdf: 376.8 KB] | 74306 |