利用状況と今後の予定

公開 2025年9月17日

超小型衛星放出プラットフォーム

<超小型衛星の放出準備(J-SSOD#32)※1
  • 9月9日、地上から「きぼう」エアロック(JEMAL)を起動した後、宇宙飛行士がJEMALスライドテーブルを船内に伸展し、親アーム先端取付型実験アダプタ(MPEP)※2 を取り付け、MPEP上にJ-SSODを設置しました。また、翌10日、宇宙飛行士が翌日の作業に向けた物品収集を行いました。
  • 9月11日、宇宙飛行士が地上と連携してJ-SSODの機能確認を行い、MLI※3 カバーを取り付けました。


船外ポート利用プラットフォーム

<HDTV-EF2※4 カメラ撮影>
  • 9月9日、i-SEEP※5 上に搭載されたHDTV-EF2による撮影を行いました。


革新的材料研究支援プラットフォーム

<静電浮遊炉(ELF)※6 を利用した実験>
  • 9月1日、4日、8日、地上から多目的実験ラック2(MSPR2)とELFを起動し、ELF実験を行いました。実験終了後、ELFとMSPR2を遮断しました。


先進的燃焼研究支援プラットフォーム(次期PF候補)

<FLARE※7 実験を継続中>
  • 9月2日、宇宙飛行士がFLAREのガスボトルユニットを交換し、バルブの開操作を行いました。
  • 9月3日、地上から多目的実験ラック(MSPR)および固体燃焼実験装置(SCEM)※8 を起動し、FLARE実験を行いました。実験終了後、SCEMおよびMSPRを遮断しました。
  • 9月5日、地上から実験データのダウンリンクを行い、装置遮断後に宇宙飛行士が後処置としてバルブの閉操作を行いました。
  • 9月9日、宇宙飛行士が装置の準備としてバルブの開操作を行いました。その後、地上からMSPRおよびSCEMを起動して確認作業を行い、装置を遮断しました。地上作業終了後、宇宙飛行士がバルブの閉操作を行いました。


学術研究の推進

<Plant Cell Division※9 Run#1実験を終了しました>
  • 8月28日から培養を続けた試料の一部を、9月8日に宇宙飛行士が細胞培養装置(CBEF)※10 の1G部およびμG部から取り出し、化学固定処理を行った後、MELFI※11 に収納しました。
  • 9月10日、宇宙飛行士が1G部およびμG部の残りの試料を取り出し、化学固定処理を行いMELFIに収納しました。その後、地上からCBEFの乾燥運転を行い、CBEFおよび細胞実験ラックを遮断しました。


継続実施中

船外利用

物質・物理科学分野、生命医科学分野、他


資料

タイトル サイズ ID
今週・来週の予定 2​0​25.9.15-​2​0​25.9.28 [ pdf: 363.2 KB] 74302
先週の実績 2​0​25.​9.1-​2​0​25.​9.14 [ pdf: 371.3 KB] 74301

国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
有人宇宙技術部門 宇宙環境利用推進センター
きぼう利用プロモーション室
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