公開 2023年10月18日
船外ポート利用プラットフォーム
<中型曝露実験アダプタ(i-SEEP)※1:HDTV-EF2※2 カメラ撮影>
- 10月11日と13日、i-SEEP上のHDTV-EF2による撮影を行いました。
- ※1 中型曝露実験アダプタ(IVA-replaceable Small Exposed Experiment Platform: i-SEEP)による船外利用
- ※2 「きぼう」次世代ハイビジョンカメラシステム(HDTV-EF2)
革新的材料研究支援プラットフォーム(静電浮遊炉)
<静電浮遊炉(ELF)※3 を利用した実験を行っています>
- 10月3日、5日、10日、12日に、地上から多目的実験ラック2(MSPR2)を起動し、ELF実験(RIIST)※4 を行いました。
- ※3 静電浮遊炉(Electrostatic Levitation Furnace: ELF)利用サービス
- ※4 RIISTテーマ
実験テーマ:Resonance Induced Instability for Surface Tension determination (RIIST)
研究代表者:米国Florida大学 Ranga Narayanan教授
トピックス:静電浮遊炉を利用した米国の3番目の実験を開始しました!
超長期有人宇宙滞在技術や探査技術の獲得
<FLARE実験※5 の準備>
- 10月10日、FLARE実験準備のため、宇宙飛行士が固体燃焼実験装置(SCEM)※6 のガスボトルなどを多目的実験ラック(MSPR)※7 のワークボリュームと小規模実験エリアに設置しました。
- ※5 火災安全性向上に向けた固体材料の燃焼現象に対する重力影響の評価(FLARE)
- ※6 固体燃焼実験装置(Solid Combustion Experiment Module : SCEM)
- ※7 多目的実験ラック(Multi-purpose Small Payload Rack: MSPR)
その他
<「きぼう」エアロックの活用:ISSロボットアーム用カメラ・照明装置の搬出サポート>
- 10月2日、ISSのロボットアーム(SSRMS)のカメラ・照明・雲台装置(CLPA)※8 の交換のため、宇宙飛行士が「きぼう」エアロック(JEMAL)スライドテーブル上に交換用のCLPAを取り付けました。
- 10月3日、地上からJEMALを減圧してCLPAを船外に搬出し、翌4日にかけて地上からSSRMSの特殊目的ロボットアーム「デクスター(SPDM)」を操作して交換作業が行われました。
- 10月5日、地上からJEMALを加圧したあと、宇宙飛行士がJEMALスライドテーブルを船内に伸展させ、搬入した古いCLPAをスライドテーブルから取り外しました。その後、SSRMSの把持機構側に設置する予定の新型のカメラ・照明装置(CLA)※9 をスライドテーブルに取り付け、スライドテーブルを収納しました。
- 10月6日、地上からJEMALを減圧してCLAを船外に搬出し、翌7日にかけて、地上から操作するSSRMS/SPDMにより交換が行われました。
- ※8 カメラ・照明・雲台装置(Camera Light Pan/Tilt Assembly: CLPA)
- ※9 カメラ・照明装置(Camera Light Assembly: CLA)
継続実施中
船外利用
- 全天のX線天体の監視(MAXI)
- 高エネルギー電子、ガンマ線バーストの観測(CALET)
- 中型曝露実験アダプタ(i-SEEP)搭載装置:HDTV-EF2カメラの利用、利用サービス提供事業者のミッション
- ISS搭載型ハイパースペクトルセンサシステム(HISUI)*外部サイト
物質・物理科学分野、生命医科学分野、他
資料
タイトル | サイズ | ID |
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今週・来週の予定 2023.10.16-2023.10.29 | [ pdf: 365.9 KB] | 73763 |
先週の実績 2023.10.2-2023.10.15 | [ pdf: 367.2 KB] | 73762 |