公開 2021年10月27日
新薬設計支援プラットフォーム
<JAXA PCG※1 #18を行っています>
- 10月5日に開始した実験を継続しています。
- ※1 高品質タンパク質結晶生成実験(Protein Crystal Growth: PCG)
- 関連トピックス:ロシアとの協力協定による高品質タンパク質結晶生成実験(JAXA PCG#18)を開始しました
船外ポート利用プラットフォーム
<中型曝露実験アダプタ(i-SEEP)※2:HDTV-EF2※3 カメラ撮影>
- 10月14日、20日、21日、24日、i-SEEP上のHDTV-EF2で撮影を行いました。
- ※2 中型曝露実験アダプタ(IVA-replaceable Small Exposed Experiment Platform: i-SEEP)による船外利用
- ※3 「きぼう」次世代ハイビジョンカメラシステム(HDTV-EF2)
<「HISUI※4」の運用支援>
- 10月22日、ミッションデータレコーダー(Mission Data Recorder: MDR)のハードディスクドライブを交換しました。
- ※4 宇宙実証用ハイパースペクトルセンサ(Hyperspectral Imager SUIte: HISUI)
革新的材料研究支援プラットフォーム(静電浮遊炉)
<静電浮遊炉(ELF)※5 を利用した実験を行っています>
- 10月20日、地上からMSPR2を起動し、ELF実験を行いました。
研究者の内在的動機に基づく学術研究の推進
<Advanced Nano Step※6 実験を開始しました>
- 10月21日 、流体実験ラックの溶液結晶化観察装置(SCOF)※7 に、ドラゴン補給船運用23号機(SpX-23)でISSに到着したAdvanced Nano Stepのサンプルを設置しました。その後、地上からラックや装置を起動し、実験を開始しました。
スペシャルトピックス:「きぼう」エアロックの活用
<小型衛星放出機構(NRCSD#21)※8 から小型衛星を放出しました>
- 10月11日、「きぼう」エアロックスライドテーブル上のMPEP※9 からJ-SSOD#19※10 で使用したJ-SSODを取り外し、NRCSDを設置し、「きぼう」エアロック(JEMAL)内に収納しました。
- 10月12日、地上から「きぼう」ロボットアーム(JEMRMS)を操作しJEMAL に設置されたNRCSDを船外搬出し小型衛星放出ポジションへ移動しました。その後、地上操作によりNRCSDに搭載された小型衛星を放出しました。また、小型衛星が放出される様子を宇宙飛行士が写真撮影を行いました。
- 10月13日、地上からJEMRMSを操作し、NRCSDを船内に搬入し、15日に船内に搬入した「きぼう」エアロックスライドテーブル上のMPEPから、NRCSDを取り外しました。
- ※8 米国NanoRacks社製の小型衛星放出機構(NanoRacks CubeSat Deployer: NRCSD)による小型衛星放出の第21回シリーズ
- ※9 親アーム先端取付型実験プラットフォーム(Multi-Purpose Experiment Platform: MPEP)
- ※10 小型衛星放出機構(J-SSOD)による超小型衛星放出の第19回シリーズ
継続実施中
新薬設計支援プラットフォーム
船外ポート利用プラットフォーム
- 全天のX線天体の監視(MAXI)
- 高エネルギー電子、ガンマ線バーストの観測(CALET)
- 簡易曝露実験装置(ExHAM)を利用した曝露実験
- 中型曝露実験アダプタ(i-SEEP)搭載装置:HDTV-EF2カメラの利用
- ISS搭載型ハイパースペクトルセンサシステム(HISUI)
物質・物理科学分野、生命科学分野、他
- 長期宇宙滞在がヒトの脳循環調節機能に及ぼす影響(Cerebral Autoregulation)
- 微小重力の環境で老化が加速するメカニズムの研究(Phospho-aging)
- 閉鎖微小重力環境下におけるプロバイオティックスの継続摂取による免疫機能及び腸内環境に及ぼす影響の検討に係る共同研究(Probiotics)
- タンパク質結晶の完全性を左右する不純物の結晶への分配係数と結晶成長機構との関係(Advanced Nano Step)
資料
タイトル | サイズ | ID |
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今週・来週の予定 2021.10.25-2021.11.7 | [ pdf: 376.1 KB] | 73059 |
先週の実績 2021.10.11-2021.10.24 | [ pdf: 396.3 KB] | 73058 |