ざーりゃ
ザーリャ
Zarya 
「ザーリャ」(基本機能モジュール)は、国際宇宙ステーション(ISS)の最初のモジュールとして、1998年11月に打ち上げられました(ISS組立フライト1A/R)。 ザーリャは、ロシアのフルニチェフ社で製造されましたが、NASAが開発資金を提供したため、所有権はNASAにあります。 ザーリャは、ISSの組み立て初期に軌道上で必要となる宇宙機としての機能(軌道制御、姿勢制御、地上との通信、電力供給、熱制御等)を有します。 2000年7月に打ち上げられた「ズヴェズダ」(ロシアのサービスモジュール)とドッキングした後は、上記の機能はズヴェズダに引き継がれ、ザーリャは主に推進剤の貯蔵、荷物の保管等に利用されています。
 
ザーリャの主要諸元
| 項目 | 諸元 | 
| 重量 | 約20,040kg | 
| 全長 | 12.99m | 
| 幅 | 4.1m(最大部)、2.9m(胴体中央部) | 
| 太陽電池パドルの全幅 | 24.4m | 
| 軌道上寿命 | 15年以上 | 
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