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たんぱくしつけっしょうせいせいそうち

タンパク質結晶生成装置

Protein Crystallization Research Facility: PCRF

タンパク質結晶生成装置(Protein Crystallization Research Facility: PCRF)は、宇宙環境を利用して高品質なタンパク質結晶を生成するための装置で、「きぼう」日本実験棟船内実験室の流体実験ラックに搭載されます。

タンパク質結晶生成装置
PCRFには6つのセルカートリッジが内蔵され、カートリッジ毎にきめ細かい実験条件を設定できるため、温度、濃度、圧力およびそれらの変化など、タンパク質の個性に合った条件で結晶を作ることができ、高品質なタンパク質結晶を得ることができます。CCDカメラにより、地上から結晶成長の様子を確認することもできます。
タンパク質結晶生成装置の構成(左)セルカートリッジ(右)

タンパク質結晶生成装置の仕様

項目 仕様
セルカートリッジ 搭載数 6個
温度制御 0~35℃(個々のセルカートリッジを独立制御)
結晶化方法 蒸気拡散法、バッチ法、膜介在式液々拡散法、液々拡散法
観察系 カメラ CCDカメラ
光源 LED
分解能 40マイクロm以上

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※特に断りのない限り、画像クレジットは©JAXA