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2022.07.05
  • イベント

第3回「きぼう」ロボットプログラミング競技会の参加チーム募集結果および日本国内予選のお知らせ

開催日:2022年7月9日(土)
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JAXAが主催する、第3回「きぼう」ロボットプログラミング競技会(Kibo Robot Programming Challenge: Kibo-RPC)※1の参加チーム募集および参加チームのプログラム提出が終了しました。それに伴い、それぞれの参加国・地域での予選が始まりました。

参加チーム募集結果

今大会には、Kibo-ABC2メンバーの国・地域とアメリカ合衆国の合計12か地域(表1)が参加し、351チーム、1431人の応募がありました。たくさんのご応募、誠にありがとうございました。

なお、今大会では、Kibo-RPC参加国・地域以外の学生でも、Kibo-RPC参加国・地域のチームと合同チームを結成することにより参加できる枠組み(Worldwide Teamを設けたことにより、ブラジル、コスタリカ、インド、スリランカ、チュニジアの学生も参加しています。(全351チーム中、Worldwide Teamは13チーム)

表1 各国・地域からの参加状況

国・地域名 チーム数
オーストラリア 3
バングラデシュ 25
インドネシア 10
日本 34
マレーシア 19
ネパール 0
ニュージーランド 15
シンガポール 9
台湾 20
タイ 197
アメリカ合衆国 18
ベトナム 1
合計 351
(内、Worldwideチーム13)

予選大会と決勝大会

参加チームは各国で開催される予選大会に向け、チームで協力しながら、軌道上のロボットを制御するためのAPK(Android Application Package)と呼ばれるプログラムを作成します。APKの提出は6月27日に締め切られ、提出したチームのみが各国・地域の予選大会に進みます。予選大会は6月28日~7月12日に開催され、優勝したチームは、国際宇宙ステーション(ISS)で9月頃に開催予定の決勝大会に進むことができます。

日本国内予選

日本では、34チーム中21チームがAPKを提出し、国内予選へ参加します。
国内No.1の栄冠はどのチームが手にするのか?! 軌道上決勝大会への切符をかけた日本の国内予選大会は7月9日 にJAXA ChannelのYouTube Liveにて配信しますので、ぜひご覧ください。
第3回「きぼう」ロボットプログラミング競技会 国内予選

7月9日(土)13:00 – 14:30
視聴はこちらYoutube

表2 日本国内予選参加チームリスト

チーム名(アルファベット順) 学校
EXACTE 長岡工業高等専門学校
Gifubot 岐阜大学
iio 茨城県立竹園高等学校
金光学園高等学校
ISLers 早稲田大学
Let's Mahokorori 兵庫教育大学附属中学校
NATTOXA 国立奈良工業高等専門学校
NAXA (Nagai Aerospace Exploration Agency) Global Indian International School
足立区立千寿第八小学校
Overflow 総合学園ヒューマンアカデミー
Planner 筑波大学
群馬大学
Project-F 兵庫教育大学附属中学校
兵庫教育大学
reclamation 兵庫教育大学附属中学校
放送大学
R-sec-kibonohoshi 東京理科大学
Sirius 日本工学院八王子専門学校
神戸電子専門学校
HACC, Central Pennsylvania's Community College
Southern University of Science and Technology
SODA Japan 東京大学
慶應大学
山梨大学
Space GORGO 日本大学
Space Lark 東京工業大学
SpaghettiOfShoebill 神戸市立工業高等専門学校
灘高等学校
兵庫県立姫路西高等学校
SSSRC 大阪公立大学
関西大学
総合研究大学院大学
Titan St. Mary's international school
TUT-ver3 東京工科大学
We can fly universe! 兵庫教育大学附属中学校

スケジュール

2022年6月6日:応募締切
2022年6月27日:APK提出締め切り
2022年6月28日~7月12日:各国・地域毎の予選大会(JAXAシミュレーション環境を利用)
2022年7月9日:日本国内予選大会
2022年9月頃:軌道上決勝大会(ISSの「きぼう」船内環境にて、Astrobee実機を利用)

第3回Kibo-RPC特設サイト

※1 Kibo-RPC
Kibo-RPCは、日米オープン・プラットフォーム・パートナーシップ・プログラム(JP-US OP3)を通じた日米協力に基づいて、アジア・太平洋地域における「きぼう」利用の促進とSDGsへの貢献(人材育成)を目的に、JAXAとNASAが協力して取り組んでいる活動です。本活動を通じて、同地域の学生に宇宙でのロボット操作やコンピュータプログラミングに関する教育機会を提供しています。
※2 Kibo-ABC
Kibo-ABCは、アジア・太平洋地域宇宙機関会議(APRSAF)の中で同地域における宇宙環境利用を推進する活動(イニシアチブ)です。本競技会はその活動の一つとして開催するもので、参加にあたっては、各国・地域の宇宙機関を通じて応募する必要があります。

関連トピックス

※特に断りのない限り、画像クレジットは©JAXA