このほど、JAXAは、JAXAの人を対象とする研究開発倫理審査委員会(以下「倫理審査委員会」という。)及びJAXA有人サポート委員会宇宙医学研究推進分科会(以下「宇宙医学研究推進分科会」という。)との間で、閉鎖研究における不適切な研究行為に関し、JAXAにおける医学研究の研究方法及び研究体制を改善するため、覚書を締結する必要があることを確認いたしました。
この覚書では、JAXAは、倫理審査委員会及び宇宙医学研究推進分科会との間で信頼関係構築のために具体的な行動を取ること、有人部門へ医学研究の資質と経験を有する実務者を配置することなどにより適切な体制構築等を講じること、宇宙医学研究全般を統括するプログラムディレクタ―を登用することなどを確認しています。
また、2022年11月の文部科学大臣、厚生労働大臣宛に提出した報告書において記述したとおり、検体取違えが発覚した後も、倫理審査委員会及び宇宙医学研究推進分科会の再三の指摘を受けるまで、JAXAは問題の根本原因の分析に着手せず、事態を矮小化し、自律的に改善を図る機会を放棄していたことに鑑み、生命科学・医学系指針に基づき、より一層しっかりと適切な措置を講じることなどを確認いたしました。
この他、JAXAでは、研究計画書の履歴管理の徹底、研究計画変更申請又は終了時の報告事項の徹底を進めることなどで、現在実施中の再発防止策の実施と合わせて、生命科学・医学系指針に則った研究活動が行われるよう改善に取り組んでまいります。
この覚書では、JAXAは、倫理審査委員会及び宇宙医学研究推進分科会との間で信頼関係構築のために具体的な行動を取ること、有人部門へ医学研究の資質と経験を有する実務者を配置することなどにより適切な体制構築等を講じること、宇宙医学研究全般を統括するプログラムディレクタ―を登用することなどを確認しています。
また、2022年11月の文部科学大臣、厚生労働大臣宛に提出した報告書において記述したとおり、検体取違えが発覚した後も、倫理審査委員会及び宇宙医学研究推進分科会の再三の指摘を受けるまで、JAXAは問題の根本原因の分析に着手せず、事態を矮小化し、自律的に改善を図る機会を放棄していたことに鑑み、生命科学・医学系指針に基づき、より一層しっかりと適切な措置を講じることなどを確認いたしました。
この他、JAXAでは、研究計画書の履歴管理の徹底、研究計画変更申請又は終了時の報告事項の徹底を進めることなどで、現在実施中の再発防止策の実施と合わせて、生命科学・医学系指針に則った研究活動が行われるよう改善に取り組んでまいります。
※特に断りのない限り、画像クレジットは©JAXA