更新 2023年5月25日
JPG-RR/MHU-8Joint Partial-gravity Rodent Research/Mouse Habitat Unit-8
解析中
研究目的 | JAXA-NASA共同低重力ミッション(第8回小動物飼育ミッション、MHU-8)は、ISSの利用成果最大化に向けた日米協力枠組み (Japan-U.S. Open Platform Partnership Program: JP-US OP3)のもとに、JAXA独自の宇宙マウス飼育システムを用いて、JAXAと米国航空宇宙局(NASA)が共同で実施するライフサイエンス・ミッションです。日米4名の研究代表者による研究テーマのために、軌道上ミッションおよび地上対照実験が共同で実施されます。 |
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宇宙利用/実験内容 | 本ミッションでは、軌道上において、0~1Gの間の4つの異なる重力環境下で同時に4グループのマウスを飼育し、重力影響に関する網羅的な分析を行うための骨・筋・免疫・前庭機能のほか、腸内細菌・サーカディアンリズム・生殖機能を標的としたデータを取得します。その後さらに、取得データの総合的な解析・評価を行い、地上の加齢や健康医療研究への貢献や、今後の有人宇宙探査活動に向けた知見獲得を目指して、各テーマごとに研究が進められます。 |
期待される利用/研究成果 | JAXAがこれまで蓄積した0G、1/6G、1Gのデータ(MHU-1、MHU-3、MHU-5)とあわせて、本ミッションにより体系的な評価が可能となります。例えば反応閾値の存在などが明らかになれば、世界で初めての知見になるとともに、将来の月・火星探査における有人活動の支援に向けた貴重なデータとなることが期待されます。 |
関連トピックス | |
詳細
日米国際研究チーム(4テーマ)について(1) Effects of Partial Gravity on Mammals and their Next Generations
(2) Dose-Response Study of Musculoskeletal Outcomes Following Centrifugation in Adult Mice on ISS
(3) Adaptation of Mouse Systems Physiology to Artificial Gravity via Centripetal Acceleration: Timing, Metabolism & Aging
(4) Effects of Partial Gravity on Multi-system Mammalian Physiology: Microbiome and Related Systems
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日米国際研究チーム(4PI)
- , M.D., Ph.D., University of Tsukuba, Tsukuba, Japan
- , Ph.D., Beth Israel Deaconess Medical Center, Harvard Medical School, Boston, Massachusetts, United States
- , Ph.D., University of California, Davis, Davis, California, United States
- , Ph.D., Northwestern University, Evanston, Illinois, United States