更新 2022年4月18日
公開
2021年10月26日
JAXAと特定非営利活動法人宇宙工学コンソーシアム(UNISEC)は、国際宇宙ステーション 「きぼう」日本実験棟からの超小型衛星の放出機会を提供するJ-CUBEプログラムに基づく公募を開始しました。
J-CUBEでは、国際貢献に資する人材育成を推進することを目的とした「国際協力枠」と、先進的な技術実証機会を提供する「国内先進ミッション枠」の二つの応募枠があります。本プログラムにより、超小型衛星開発を通した持続的・国際的な人材育成を実施し、「きぼう」の利用拡大とSDGsへ貢献します。
J-CUBEの募集について
募集窓口、応募の詳細はUNISECのサイトで公開しています。
- J-CUBEの応募について(外部サイト)
- 「国際協力枠」への海外機関の応募について(英語/外部サイト)
募集概要
放出可能な衛星サイズ | 1~3U※
※CubeSat規格衛星:縦10cmx横10cm、高さがそれぞれ1U:10cm、2U:20cm、3U:30cm
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利用形態 | 有償 |
募集数 | 12U(最大6機)/年度 |
国際協力枠の応募条件
- 海外機関とUNISEC加盟国内大学などの高等教育機関(以下「大学など」と示す)が共同体制となっていること。
- ミッションの目的に国際貢献に資する人材育成が含まれており、かつ当該国にとって発展的な産業育成や宇宙開発の基盤構築などの具体的な持続的将来構想があること。
国内先進ミッション枠の応募条件
- 複数のUNISEC加盟国内大学・高専で構成され、人材育成と技術力強化に資するものであること。
- 我が国の宇宙開発利用の拡大につながる、先進的なミッションであること。
関連情報
関連プログラム
超小型衛星の開発に関するオンライン教育プログラム「KiboCUBEアカデミー」を公開予定です。超小型衛星の技術、開発プロセスなどに関する講義・インタラクティブセッション等を通じ、広く発展途上国の能力向上に貢献していきます。