公開 2025年11月26日
船外ポート利用プラットフォーム
<中型曝露実験アダプタ3B(i-SEEP3B)※1 の設置>
- 11月10日、i-SEEP 3B設置準備として、「きぼう」エアロック(JEMAL)のスライドテーブルを船内に伸展し、打ち上げ時の固定装置(FSE)※2 を取り外し、MLI※3 カバーを取り付けました。作業後、JEMALを遮断しました。
- 11月18日、船外搬出準備として、地上からJEMALを減圧し、設置予定の船外ポート12番(EFU#12)の健全性を確認しました。さらに、搬出に向けて地上から「きぼう」ロボットアーム(JEMRMS)とJEMALを起動しました。
- 11月19日、i-SEEP3BをEFU#12へ設置するため、地上からJEMRMSと子アーム(SFA)を操作して船外に搬出しました。EFU#12に設置後、i-SEEP 3Bを起動し健全性を確認しました。
- ※1 中型曝露実験アダプタ(IVA-replaceable Small Exposed Experiment Platform: i-SEEP)による船外利用
- ※2 HTV-Xに固定する打上げ支援装置(Flight Support Equipment: FSE)
- ※3 多層断熱材(Multi Layer Insulation: MLI)
革新的材料研究支援プラットフォーム
<静電浮遊炉(ELF)※4 を利用した実験>
- 11月13日、17日、20日、地上から多目的実験ラック2(MSPR2)を起動しELF実験(Space Egg)※5 を行いました。実験終了後、ラックを遮断しました。
先進的燃焼研究支援プラットフォーム(次期PF候補)
<FLARE※6 実験の準備>
- 11月17日、今後のFLARE実験の準備として、固体燃焼実験装置(SCEM)※7 のカメラを交換しました。
- 11月18日、SCEMの実験インサートを、平板試料を扱うインサート2から、電線試料を扱うインサート1に交換しました。
その他
<小型衛星放出機構(NRCSD#29)の準備※8>
- 11月20日、NRCSD#29による衛星放出準備として、地上からJEMALを起動して加圧しました。その後、宇宙飛行士が地上と連携して、「きぼう」船内でJEMALスライドテーブルにMPEP※9を取り付け、続けてMPEP上にNRCSDを設置しました。
- 11月21日、次の衛星放出運用に備え、地上からJEMRMSを起動し、SFAをSFA保管庫(SSE)に収納しました。
- ※8 米国NanoRacks社製の小型衛星放出機構(NanoRacks CubeSat Deployer: NRCSD)による小型衛星放出の第29回シリーズ
- ※9 親アーム先端取付型実験アダプタ(Multi-Purpose Experiment Platform: MPEP)
継続実施中
船外利用
- 全天のX線天体の監視(MAXI)
- 高エネルギー電子、ガンマ線バーストの観測(CALET)
- 中型曝露実験アダプタ(i-SEEP)搭載装置:利用サービス提供事業者のミッション
- ISS搭載型ハイパースペクトルセンサシステム(HISUI)*外部サイト
物質・物理科学分野、生命医科学分野、他
資料
| タイトル | サイズ | ID |
|---|---|---|
| 今週・来週の予定 2025.11.24-2025.12.7 | [ pdf: 391.0 KB] | 74348 |
| 先週の実績 2025.11.10-2025.11.23 | [ pdf: 391.7 KB] | 74347 |




