利用状況と今後の予定

公開 2025年9月 3日

船外ポート利用プラットフォーム

<HISUI※1 の運用支援>
  • 8月19日、宇宙飛行士がミッションデータレコーダー(Mission Data Recorder: MDR)のハードディスクドライブを交換しました。


革新的材料研究支援プラットフォーム

<静電浮遊炉(ELF)※2 を利用した実験>
  • 8月21日、地上から多目的実験ラック2(MSPR2)とELFを起動し、ELF実験を行いました。実験終了後、ELFとMSPR2を遮断しました。
  • 8月26日と28日、地上からMSPR2とELFを起動し、ELF実験(Super Glassテーマ※3/ 米国MDI社)を行いました。実験終了後、ELFとMSPR2を遮断しました。


先進的燃焼研究支援プラットフォーム(次期PF候補)

<FLARE※4 実験を継続中>
  • 8月19日、宇宙飛行士がFLARE実験の準備として固体燃焼実験装置(SCEM)※5 のガスボトル配管にあるバルブの開操作を行いました。続いて地上から多目的実験ラック(MSPR)とSCEMを起動し、FLARE実験を行いました。実験終了後、地上からSCEMおよびMSPRを遮断しました。
  • 8月20日、地上からMSPRとSCEMを起動し、FLARE実験データのダウンリンクを行いました。SCEMおよびMSPRを遮断しました。
  • 8月22日、地上からMSPRおよびSCEMを起動し試料カードの交換と実験の準備作業を行いました。地上からSCEMおよびMSPRを遮断した後、宇宙飛行士が後処置としてバルブの閉操作を行いました。
  • 8月25日、宇宙飛行士がFLARE実験前準備としてバルブ開操作を行い、地上からMSPRおよびSCEMを起動しFLARE実験を行いました。実験終了後、地上からSCEMおよびMSPRを遮断した後、宇宙飛行士がバルブの閉操作を行いました。
  • 8月29日、宇宙飛行士がFLARE実験の準備としてバルブの開操作を行い、地上からMSPRおよびSCEMを起動しました。この日は実験の準備作業を行い、SCEMおよびMSPRを遮断しました。宇宙飛行士が後処置としてバルブの閉操作を行いました。


超長期有人宇宙滞在技術や探査技術の獲得

<Int-Ball2※6 の機能確認>
  • 8月26日、宇宙飛行士と地上が連携し、Int-Ball2のソフトウェア機能の確認を行いました。


学術研究の推進

<Plant Cell Division※7 実験開始>
  • 8月18日、宇宙飛行士が実験準備の一環として、細胞培養装置(CBEF)※8 の加湿器に給水し取り付けました。
  • 8月28日、地上から細胞実験ラックとCBEFを起動した後、宇宙飛行士がドラゴン補給船運用33号機(SpX-33)で到着した試料を植物実験ユニット(PEU)※9 に入れ、CBEFに設置して実験を開始しました。現在、軌道上で試料の培養を続けています。


その他

<「きぼう」ロボットアーム(JEMRMS)※10 による船外実験装置の移設>
  • 8月27日、「きぼう」船外実験プラットフォームに設置されているSTP-H9※11 とSTP-H8※12 の設置場所変更のため、その準備として地上から設置場所変更の仮置き場所として使用する船外ポート12番(EFU#12)の機能が健全であるか確認しました。
  • 8月28日、地上からJEMRMSを起動および操作し、STP-H9を船外ポート7番(EFU#7)からEFU#12に移設しました。
  • 続いて翌29日、地上からJEMRMSを操作しSTP-H8を船外ポート2番(EFU#2)から新しい設置場所のEFU#7に移設しました。その後、STP-H9をEFU#12からEFU#2に移設して、JEMRMSを遮断しました。


継続実施中

船外利用

物質・物理科学分野、生命医科学分野、他


資料

タイトル サイズ ID
今週・来週の予定 2​0​25.9.1-​2​0​25.9.14 [ pdf: 359.8 KB] 74286
先週の実績 2​0​25.​8.18-​2​0​25.​8.31 [ pdf: 375.0 KB] 74284

国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
有人宇宙技術部門 宇宙環境利用推進センター
きぼう利用プロモーション室
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