船外ポート利用プラットフォーム

＜「HISUI^※1 」の運用支援＞

• 6月6日、宇宙飛行士がミッションデータレコーダー（Mission Data Recorder: MDR）のハードディスクドライブを交換しました。

• ^※1 宇宙実証用ハイパースペクトルセンサ（Hyperspectral Imager SUIte: HISUI）*外部サイト

超長期有人宇宙滞在技術や探査技術の獲得

＜JEM船内可搬型ビデオカメラシステム実証2号機（Int-Ball2）^※2 でのデータ取得＞

• 5月29日、地上からInt-Ball2の飛行ソフトウェアを更新しました。
• 6月5日、宇宙飛行士と地上で連携し、Int-Ball2の飛行データを取得しました。
• 6月6日、取得した飛行データを、Int-Ball2から地上へダウンリンクを行いました。

• ^※2 JEM船内可搬型ビデオカメラシステム実証2号機（Internal Ball Camera2: Int-Ball2）

＜SFA^※3 船内搬入＞

• 5月26日、地上から「きぼう」ロボットアーム（JEMRMS）を操作し、SSE（SFA保管装置）から子アーム（SFA）を取り出しました。
• 5月29日、地上からJEMRMSを操作し、SFAを「きぼう」エアロック（JEMAL）内に搬入しました。宇宙飛行士がJEMALの船内側ハッチ窓にカメラを設置し、JEMAL内のSFAの様子を撮影しました。
• 5月30日、地上からJEMALを起動し、加圧しました。
• 6月3日、地上からJEMALを起動した後、宇宙飛行士がJEMALを操作してスライドテーブルを「きぼう」船内に伸展させ、宇宙飛行士が連携して、JEMALスライドテーブル上のSFAの放熱板の剥離対応を行いました。その後、スライドテーブルをJEMALに収納しました。

• ^※3 「きぼう」ロボットアーム（JEMRMS）の子アーム（Small Fine Arm: SFA）

学術研究の推進

＜Hicari-II^※4 Run#8実験開始＞

• 5月23日から温度勾配炉（GHF）^※5 内の立ち上げ（電気炉内部の真空引き）を開始、6月7日から結晶成長シーケンスに移行しました。現在結晶成長を継続中です。

• ^※4 微小重力下におけるシリコンゲルマニウム結晶育成の研究（Hicari-II）
• ^※5 温度勾配炉（Gradient Heating Furnace: GHF）

＜Plant UV-B^※6 実験の片付け＞

• 6月4日、宇宙飛行士がPlant UV-B実験で使用した植物実験ユニット（PEU）^※7 の清掃を行いました。

• ^※6 宇宙微小重力・高紫外線環境ストレスに対する植物の応答解析（Plant UV-B）
• ^※7 植物実験ユニット（Plant Exp Unit：PEU）は細胞培養装置搭載用生物実験ユニット（Biological Experiment Unit: BEU）のラインアップの1種

継続実施中

船外利用

• 全天のX線天体の監視（MAXI）
• 高エネルギー電子、ガンマ線バーストの観測（CALET）
• 中型曝露実験アダプタ（i-SEEP）搭載装置：利用サービス提供事業者のミッション
• ISS搭載型ハイパースペクトルセンサシステム（HISUI）*外部サイト

物質・物理科学分野、生命医科学分野、他

• 宇宙環境が精子幹細胞の繁殖能力へ及ぼす影響の解析（Sperm Stem Cells）

資料