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プロジェクトコラム

HTV-X1
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杉森 大造

JAXA H3プロジェクト 主任研究開発員

■担当業務の概要
H3ロケットのHTV-X対応開発の開発とりまとめを担当しています。HTV-Xとのインタフェースの調整や、HTV-Xの投入軌道(宇宙ステーションの軌道傾斜角)に合わせた飛行経路の各種解析、HTV-Xの特徴である打上げの直前に荷物を搭載できるための大型レイトアクセスドアを有するフェアリングや、標準衛星よりサイズの大きいHTV-Xに対応した衛星分離部(PAF)等のハードウェアの開発を行ってきました。

HTV-X1号機に込めた思い

H3ロケットのHTV-X対応開発を最初からきたる打上げまで担当させて頂いており、HTV-X1号機を打ち上げるH3ロケット7号機はこれまでの打上げより思い入れが一段と強いです。私自身、HTV-X対応開発とともに成長できたので、必ずやHTV-Xを所定の軌道(宇宙)に届けられるよう、打上げの瞬間まで緊張感をもって対応していきます。また、H3ロケットとしては、24形態(黄色い中心の太い機体の横についている白い固体ロケットブースタが4本の形態)、ワイドフェアリングなど初めてのものが多い打上げとなっており、関係者一同入念に準備を進めておりますので、応援よろしくお願いします!そして、HTV-X1号機の打上げに留まらず、HTV-X/H3が更なる先へ進む大事な一歩となりますように。