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2023.10.19
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【ISSリアルタイム交信】古川宇宙飛行士にプレゼン!宇宙好き大学生の『推しミッション』

開催日:2023年10月24日(火)
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10月24日(火) 17時50分より、国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在中のJAXA古川聡宇宙飛行士と地上を結ぶイベント「【ISSリアルタイム交信】古川宇宙飛行士にプレゼン!宇宙好き大学生の『推しミッション』」をJAXA公式You Tubeチャンネルにて配信いたします。

このイベントでは、宇宙への関心が高い大学生4名が「きぼう」日本実験棟で行われているミッションの中から特に注目している『推しミッション』を1つ選んでプレゼンテーションを行い、ISSの古川宇宙飛行士に宇宙への熱い思いを届けます。宇宙好き大学生と古川宇宙飛行士がどのようなやりとりを繰り広げるのか、交信の模様をどうぞお楽しみに!

配信概要

日時

10月24日(火) 17:50~18:35頃 ※ISSとの交信は18:10~18:30(予定)

配信アカウント

出演

<宇宙好き大学生のみなさま>
・櫻庭吉乃さん/東京理科大学創域理工学部
・待田凌さん/東京大学教養学部
・宮嶋あさ香さん/筑波大学経済学部
・渡邊新さん/京都大学理学部

・古川聡(JAXA宇宙飛行士)
・井上夏彦(JAXA有人宇宙技術部門有人宇宙技術センター/インクリメントマネージャ)
・柳田さやか(有人宇宙技術部門事業推進部/広報担当)

「きぼう」利用ミッションについて

次世代水再生実証システム(JWRS

⼩型、低消費電⼒、⾼再⽣効率、メンテナンス性を向上させた次世代型⽔再⽣システムの研究開発の⼀環として、⼩型の実証システムを開発し「きぼう」⽇本実験棟で軌道上実証を⾏っています。

火災安全向上に向けた固体材料の燃焼現象に対する重力影響の評価(FLARE

1Gでは⾃然対流により発現し得ない低速の周囲流条件において、固体材料上の持続的な⽕炎燃え広がりが起こる限界酸素濃度等のデータを、様々な材料について取得します。

JEM船内可搬型ビデオカメラシステム実証2号機(Int-Ball2

地上の管制官の操作によりISS内を⾶び回り、写真や動画の撮影を宇宙⾶⾏⼠の代わりに⾏うことで、宇宙⾶⾏⼠の作業時間を⼤幅に軽減することを⽬的としています。

細胞重力感知のメカニズム(Cell Gravisensing

「核・ミトコンドリアに対する重⼒作⽤の消失が、相互作⽤する細胞内⾻格であるストレス線維の張⼒に影響を与える。さらに細胞内の⼩器官⾃体の機能や形態にも作⽤し、下流のシグナル系を賦活させ、細胞が重⼒環境を感知する」という仮説を実証することを⽬的とします。

微小重力環境を活用した立体臓器創出技術(Space Organogenesis

宇宙空間における微⼩重⼒では沈降や対流などが無く、細胞を三次元的に展開させることにおいて有利であると考えられます。環境を活⽤することによって、iPS細胞を⽤いたヒト器官原基創出法を発展させ、⼤⾎管を付与した⽴体臓器の創出を⽬指した基盤技術開発を⾏います。

超小型衛星放出ミッション(J-SSOD

ISSのモジュールで唯⼀、エアロックとロボットアームの両⽅をあわせ持つ「きぼう」⽇本実験棟の機能を活⽤し、ISSから超⼩型衛星を放出します。超⼩型衛星放出事業を⾏う⺠間事業者(以下、事業者)を通じた超⼩型衛星や、国際協⼒に資する超⼩型衛星等を放出します。

中型曝露実験アダプタ(i-SEEP

「きぼう」船外実験ポートに取りつけ、50㎝×70cm×35cm、200㎏以下の実験装置を複数機搭載することが可能なモジュールで、実験装置に電⼒や通信環境を提供できるインターフェースを備えています。

第4回「きぼう」ロボットプログラミング競技会(Kibo-RPC

アジア・太平洋地域宇宙機関会議(APRSAF)のKibo-ABCイニシアチブにおける多国参加型ミッションの1つで、「きぼう」船内のドローンロボットをプログラミングして様々な課題を解決し、将来の技術者を育成する国際競技会です。
※Kibo-ABCは、アジア・太平洋地域宇宙機関会議(APRSAF)に設置されたイニシアティブで、アジア・太平洋地域における「きぼう」利⽤の推進と、「きぼう」の価値共有を⽬的としています。多国参加型プロジェクトによる宇宙環境利⽤の理解増進と各宇宙機関の経験蓄積、これらを通じた⽇本との⼆国間協⼒プロジェクトの創出を⽬指します。

アジアントライゼロG 2023(Asian Try Zero G

アジア・太平洋地域における宇宙環境利⽤の普及を図るため、軌道上での簡易実験アイデアを⽇本を含むアジア各国・地域の⻘少年を対象に募集し、選定された実験をISS⻑期滞在の宇宙⾶⾏⼠が「きぼう」で⾏うプログラムです。

静電浮遊炉を使⽤した⾼精度熱物性測定(ELF

ISSの微⼩重⼒環境を利⽤し、地上では浮遊のできない超⾼融点(2000ºC以上の)物質の熱物性計測(密度、表⾯張⼒、粘性係数)と過冷凝固による新規⾼機能物質を探索します。

⾼品質タンパク質結晶⽣成実験(JAXA PCG

様々な疾病や環境・エネルギー問題の解決につながるタンパク質を対象に、宇宙実験で得られた良質な結晶からタンパク質の詳細な⽴体構造を解析することを⽬指しています。

宇宙環境が精⼦幹細胞へ及ぼす影響の解析(Sperm Stem Cells

ISSにて⻑期凍結保管した精⼦幹細胞の性状および妊孕性を調べることで放射線の影響について検証します。

※特に断りのない限り、画像クレジットは©JAXA