ES細胞を用いた宇宙環境が生殖細胞に及ぼす影響の研究

更新 2024年5月30日

Stem CellsStudy on the Effect of Space Environment to Embryonic Stem Cells to Their Development

完了
宇宙利用/実験期間 2013年 ~ 2017年
研究目的 「きぼう」での長期に渡る有人活動では宇宙放射線の人体への影響、特に、子孫にかかわる生殖細胞への影響の有無は重要課題の一つです。宇宙での長期滞在にともなう健康へのリスクの予想、安全基準の策定および防御方法の開発に役立てることが目的です。
宇宙利用/実験内容 凍結したマウスの万能細胞(ES細胞)を国際宇宙ステーションの船内に凍結状態で保管します。保存期間は長期サンプルでは3年に及ぶ計画です。
期待される利用/研究成果 ES細胞を用いた実験は、宇宙実験以外にも応用が考えられます。宇宙実験の結果をもとに医療機器などによる放射線のリスク評価に利用できるだけでなく、地球環境における有害な化学物質の影響評価ができれば食品添加物などの発がん性や有害性のリスクを予測できると期待しています。
成果報告
関連トピックス
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研究論文(Publication)

森田 隆 MORITA Takashi

大阪市立大学大学院 医学研究科 教授


国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
有人宇宙技術部門 きぼう利用センター
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